2011年2月24日木曜日

Desmondに期待されるリーダーシップ

 水曜日の練習前にRiggleman監督が、リーダーシップを期待する3人の選手とミーティングを持ち、今季のベンチ、クラブハウスにおけるルール・方針について意見を聞いたそうです。注目すべきはその顔ぶれが、Ryan Zimmerman、Jason Werth、Ian Desmondの3人だったこと。Zimmermanは当然として、Werthもチーム1の高給取りとしてそうした役割を期待されるのも分かります。

 意外だったのは、この2人とともにDesmondが呼ばれたこと。ようやくルーキーのタグが取れたばかりで年齢もまだ25歳。練習、試合に臨む真摯な姿勢で、ベンチ内での立場を確立したようですが、驚きです。オフにトレードバイトとして名前が挙がったときなどに、リーダーシップもありフロントはチームの中心選手と考えている(だからトレードするはずがない)というような報道を何度か見ましたが、そこまで信頼されているとは思いませんでした。エラーが多いとか、出塁率が低いとか、まだまだグラウンド上で向上する余地がある選手ですが、これからはちょっと違う目で見なきゃいけないかな。

 その他のニュース。

-28日のメッツとのスプリングトレーニング初戦(アウェイ)にBryce Harperが途中出場する予定とのこと。要チェックです。(アメリカ居住者は、同日夜9時30分からMLB Networkで録画中継を見ることができます。)

球団HPで16人のドミニカ共和国とベネズエラ出身の若者と契約したことが発表されました。この季節になると思いだすのが2年前のあの事件ですが、以来、球団として中南米地区スカウト陣の抜本的立て直しに取り組んできました。1つの成果がYunesky Mayaとの契約でしたが、今回は思い切って大量に契約しました。

RHP: Gilberto Mendez (18), Anderson Martinez (18), Felix Moscat (20)
LHP: Joel Barrientos (17), Brian Escolastico (18) Hector Silvestre (18)
C: Raudy Read (17), Pedro Severino (17), Jorge Tillero (17)
1B: Arialdi Peguero (18)
SS: Yewri Guillen (18)
3B: Diomedes Eusebio (18)
OF: Randy Novas (17), Wilman Rodriguez (19), Dioncio Rosario (17), Juan De Los Santos (17)

 オフィシャルHPで特筆されているのが、ともにドミニカ出身の17歳のRaudy Reed捕手とRandy Novas外野手。2人とも、守備が良く、打撃、それもパワーも期待と書かれています。まだ17歳なのであくまで素質として、でしょうけど。まずはドミニカリーグでスタートでしょう。米本渡上陸目指して頑張ってください。

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