2011年5月15日日曜日

Broderick→DFA、Cole Kimball→MAJOR

 Brian BroderickがDFAされ、代わってAAAからCole Kimballがコールアップされました。Kimballは初のメジャー昇格です。

Brian Broderick (2011 for Nationals)
11G(0-1) 12.1IP 3BB 4K 6.57/1/54

 前日の試合で決勝点を与えてしまったBroderickが翌朝DFAと、厳しいプロの世界を感じさせられました。個人的には好意的に見ていたので、もうちょっと使ってみたかったという印象です。昨年12月のルール5ドラフトでカージナルスから移籍。昨季はAA止まりでたいして期待もしていなかったのですが、スプリングトレーニングでの好投で開幕ロースターをつかみました。メジャーデビューとなった4月3日のブレーブス戦は緊張でがちがちでしたが、それ以降はそんなに悪い内容ではなかったと思います。少なくとも、出てきては前の投手が残したランナーの生還を許し続けているDoug Slatenよりも好印象を持っていたのですが、フロント・ベンチの信頼は得られませんでした。ルール5ドラフトなので、カージナルスに返すことになるのかと思いましたが、単にDFAされています。開幕メジャーを決めた時の無邪気なコメントが忘れられません。新天地が見つかり、活躍することを願っています。

Cole Kimball (2011 for Syracuse(AAA))
12G(1-0-5) 13.2IP 8BB 14K 0.00/1.17

 昨季A+とAAで好投し、アリゾナ秋季リーグでの好投で一躍評価を上げました(BAの開幕前ランキングでは7位)。オフに40人ロースター入りを果たして迎えたスプリングトレーニングでは、初日から目立ち、試合でも結果を残しましたが、開幕は順当にAAA。しかし、クローザーとして起用されたAAAで12試合に登板して失点ゼロ。5回のセーブ機会で全て成功。13.2イニングで14奪三振と結果を残し、メジャー昇格を勝ちとりました。8四球という点がやや気にはなりますが、欠点はそれくらい。100マイル近い速球が武器でガンガン力で押せるタイプ。まずはあまりプレッシャーのかからない場面からだと思いますが、Burnettが調子を落としているので、早く(Storen、Clippardとともに)終盤を任せられる投手になることを期待しています。

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