2008年5月13日火曜日

080512 @NYM (W10-4)

“ペレス一人舞台"

Nationals 10-4 Mets Season 16-23 (streak W1)

Pitching: Perez(W1-3), Schroder, Rivera
Hitting: Perez(3/3 1R 2RBI), Lopez(2/5 1BB 1RBI), Johnson(1/3 2BB 3R 1RBI), Flores(1/3 1BB 2R 2RBI) 

 ようやくオダリス・ペレス(Odalis Perez)が今シーズン初勝利を挙げました。おめでとうございます。これまで好投を続けながら勝ち星に恵まれなかったので、心から祝福したいです。

 それにしても今日はペレスの一人舞台でした(独り相撲とは違う)。ピッチングは3回まで毎回1点ずつ失うなど、6回1/3を投げる間に実に11安打を打たれ(2四球)、決していい内容ではありませんでした。それでも2本のホームランはいずれもソロでしたし、ピンチをしのぎ続け4失点にとどめました。そして、今日のペレスは、2本のタイムリーを含む3安打と打撃で大活躍。というか、攻撃面でも一番の貢献でした。1人で勝ったようなものです。恐れ入ります。(写真はともにペレス)

 野手陣は、もうちょっと頑張ってねという感じです。ペレスにつられてそこそこ打ちましたし、5回2死からのヘスス・フローレス(Jesus Flores)の勝ち越し打は賞賛に値しますが、拙攻は相変わらず。試合前半は、メッツのエラーや死四球で膨大なチャンスをもらいながら、1死でランナーを3塁に置きつつ点が取れない場面が続きました。結果として、グズマンの8、カーンズの7を筆頭にチーム25残塁というとんでもない数字を積み上げています。

 ところで、今日の試合ではイライジャ・デュークス(Elijah Dukes)がベンチの盛り上げ役になってくれたようです。3回頃から手拍子を交えたやかましい応援を発案し、直後の大量得点につなげ(?)ました。メッツ先発のフィゲロアが"cheering like softball girls”と言ってイライラしていましたから成功だったということでしょう。こういうことは、やり過ぎるのもどうかと思いますが、連敗中のチームの雰囲気を変えるという点ではよかったと思います。もっとも、本業では9回に代打に出ましたが、見逃し三振。これで復帰後10打席(シーズン12打席)凡退。四死球による出塁さえありません。だんだん心配になってきました。

MVP: Odalis Perez

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