2009年8月19日水曜日

17日の交渉経緯について

17日の交渉経緯がいろいろと明らかになってきました。
 
● 17日朝の時点でのナショナルズのオファー約1250万ドルに対して、Scott Borasの要求は2000万ドル台前半。
 
● Rizzo暫定GMによると、交渉が本格的になったのは期限の45分ほど前から。ナショナルズからオファーを最終的に合意した額近くまで引き上げるとともに、「Strasburg自身はプレーしたいと思っているはずだ」と言ってBorasに対して合意を促したようです。選手の気持ちを球団側が代弁できたという点からすると、この交渉においては球団側の戦術が勝っていたということができそうです。数日前にオーナー自らカリフォルニアまで飛び、直接面会したことが有効に働きました。今から思えば、そのような面会をBorasが許したことが驚きです(しかもBorasは同席していません)。

● 昨夜のRizzoのインタビューから。
“The reason he agreed to a deal -- he wants to be in the big leagues, he wants to be a Washington National, he wants to win a Cy Young award and he wants to win championships in D.C. That's the reason he signed with us here. Money was a nice perk and a nice byproduct for him, but he's here to pitch.”

● 最終的に契約に合意したのは、その瞬間に腕時計を確認したというKasten球団社長によると、午後11時58分43秒だったということです。リミット77秒前。いやはやドラマチックです。これに関するKastenのジョークが、なかなかいかしてます。
"People thought it would take until the last minute. We didn't even need that last minute."

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