2009年8月21日金曜日

Mike Rizzoが正式にGM就任


 Stephen Strasburgとの契約合意の興奮も冷めやらぬ17日深夜、Mike Rizzo暫定GMが解任されDバックスのJerry Dipoto氏が新GMに就任するとの情報が巡りました(おそらく最初の報はYahoo!のGordon Edes)。なぜこのタイミングで?という疑問とともに一時は確定的と各方面で報じられましたが、これがとんだ誤報であることが判明。

 19日夜になってMike Rizzoが新GMになるとの報道が流れました。そして、20日、正式にGM就任が発表されました。契約内容は明らかにされていませんが、複数年契約ではあるようです。

 しっかりStrasburgとの契約をまとめたこと、Milledge+Hanrahan=Morgan+Burnettのトレードをまとめたこと、トレード期限にJohnsonとBeimelのトレードを最低限まとめたことなどから、個人的にも、解任の理由はないと思っていましたので、この決定はうれしいです。先の解任報道に接してかなりのショックを受けていた模様ですが、遂に射止めたGMの座(2005年にDバックスではなれなかった)、まずはおめでとうございます。これからもしっかりお願いします。

 改めてMike Rizzo氏の経歴を確認しておくと、1960年12月生まれ。1982年にドラフト22順目で指名されてエンゼルスに入団したもののシングルAで3シーズン過ごしただけで引退。その後ホワイトソックス、レッドソックスでスカウトとして働き、1998年にDバックスの創立に参加。2000年~2006年まではスカウト部長を務め、高指名順位の選手のほか、Brandon Webb(00年8順目)、Mark Reynolds(04年16順目)など多くの好選手を発掘したと言われています。2006年からはワシントンに移転したナショナルズでGM補佐となり、やはりスカウト部門を中心に担当してきました。この春Jim Bowden前GMの辞任を受けて暫定GMとなったことは、当ブログの読者はご存知のとおり。48歳にして念願のGMに就任です。

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