2008年6月11日水曜日

080610 @PIT (W7-6)


“チーム5本塁打、ミレッジの9回逆転2ランで逆転勝利"

Nationals 7-6 Pirates Season 26-40 (streak W1)

Pitching: Redding, Rivera, Ayala(BS3), Manning, Hanrahan(W2-2), Rauch(S13)
Hitting: Belliard(3/4 2R 3RBI), Young(3/4 1R 1RBI), Milledge(2/4 1R, 2RBI), Dukes(2/5 1R), Guzman(2/5)
HR: Belliard2(4), Young(2), Flores(3), Milledge(5)

 ナ・リーグ最少のチーム本塁打数のナショナルズですが、今日はなんとチーム5本塁打。まず、3点を追う5回、DLからの復帰初戦となるロニー・ベリヤード(Ronnie Belliard)が、反撃ののろしとなる4号ソロ。再び3点差となった7回にはドミトリー・ヤング(Dmitri Young)が2号ソロ。更に1死後、ヘスス・フローレス(Jesus Flores)が3号ソロを放つと、ベリヤードが2者連続、2打席連続となる4号ソロを放ち、同点に追いつきました。ベリヤードは8回にも一時は勝ち越し点となるタイムリーを放っており、3安打で3打点と大活躍でした。脱帽です。昨日は大変失礼なコメントをしてしまいました。

 このまま終われば、素晴らしい逆転勝利、だったのですが、今日の試合はもつれました。8回裏に投入したアヤラが1死も取れずに同点とされて降板すると、後を受けたハンラハンが犠牲フライで勝ち越しを許してしまい、ハートブレイキングな敗戦を覚悟しました。

 迎えた9回表、今シーズンここまでセーブ失敗無しのクローザー、マット・キャップス(Matt Capps)の前にあっさり2死となり、もうダメかと思いましたが、ここでデュークスが2塁打で出塁(今日2安打で打率を.207とし、.200のペーニャを抜きました)。そして、打席にはラスティングス・ミレッジ(Lastings Milledge)。キャップスが投じた初球のストレートをたたいた打球はレフトスタンドへ、劇的な5号逆転2ランとなりました。3番を打つようになってからの8試合では打率.281と調子を上げてきています。5番で振り回すよりは、つなぐ意識のでる上位打線のほうがよいようです。9回裏は、ラウチがきっちり3人で締め、連敗を4で止めました。ロッキーズも勝ったので、ゲーム差なしで最低勝率を逃れている状況は変わりませんが。

 それにしても、負けるときは簡単に負けるのに、6月に入ってからは、どちらも最終盤での逆転2ランでなんとかひっくり返しての2勝しかできないなんて、実力のなさを感じてしまいます。今日の試合では打線がよく打ったので、勢いに乗っていって欲しいところですが、打線はなかなか持続しませんからねぇ。どうでしょうか。

 先発のレディングは、6回を投げて8安打1四球3奪三振で4失点と、今日もぴりっとしませんでした。まあ、初回にホームランなどで3点を失いながらもよく試合を作ってくれた、というべきでしょうか。これで4試合続けて勝ち負け付かずに終わっていますが。

MVP: Lastings Milledge

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