2008年6月26日木曜日

080625 Angels (W5x-4)


"初4番フローレスの名誉挽回サヨナラ打で、連敗脱出"

Nationals 5x-4 Angels Season 31-49 (streak W1)

Pitching: Redding, Rivera(H10), Ayala(H17), Rauch(BS4 W4-1)
Hitting: Dukes(2/3 2BB 2R), Milledge(2/4 1BB 2R 2RBI), Pena(2/3 1RBI)
HR: Milledge(7)  

 2年目のヘスス・フローレス(Jesus Flores)。貧打に喘ぐナッツ打線の中で、グズマンとともに好調を維持し続けて、正捕手の座もがっちりつかみましたが、メジャー119試合目で、ついに4番に座りました。今シーズンのここまでの活躍が認められた結果です。しかし、それで硬くなったのでしょうか、初回、4回の打席では三振、さらに6回無死2,3塁で内野ゴロ、7回無死満塁では三振とランナーを帰すことさえできませんでした。特に7回は後続も倒れて無得点に終わり、次の回にエンゼルスに同点に追いつかれていたことから、もしこの試合を落としていればフローレスは責任を強く感じることになったでしょう。

 しかし、試合は同点のまま推移し、9回裏へ。フローレスにドラマチックなチャンスが与えられることになりました。先頭のデュークスがヒット出て、ミレッジのサードゴロの間に2進。ここで打席に立ったのがフローレス。さすが、三度目のチャンスは逃しませんでした。2ボール1ストライクからの4球目の変化球を上手く流し打った打球は右中間を破るサヨナラ打。まさに、汚名返上、名誉挽回の一打。ベンチ・フロント、ファンの中でのフローレスへの信頼感は、ストップ高です。 (今日の写真は、3回表1死満塁からのライトフライでタッチアップしてきた走者をブロックしようとするシーン。デュークスからの返球も良かった)

 先発はティム・レディング(Tim Redding)。今日も勝ち星に値する好投を見せてくれましたが、8回にアヤラがつかまり、ラウチが追いつかれたために勝ち負けつきませんでした(6試合連続・・)。ラウチは相変わらず、安定していい球を投げています。

MVP: Jesus Flores 

 ところで、ふと気づいたのですが、6月はここまで7勝(16敗)ですが、そのうち3勝はマリナーズからの頂き物。で、残りの4勝はというと、

5日 10-9 STL 延長10回裏逆転サヨナラ勝ち
10日 7-6 @PIT 9回表2点を奪って逆転勝ち
20日 4-3 TEX 延長14回サヨナラ勝ち
今日 5-4 LAA 9回サヨナラ勝ち

とまあ、なんとかかんとか勝ったという試合ばかりです。いやはや、弱すぎる・・。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今日はGamedayで追っていて、珍しく(失礼)ミレッジが初回に2ランを放ったりして、前後が頻繁に出塁する割にはフローレスだけポッカリと空いた状態でしたものね。
それにしても、シールズ相手にあそこで決められるとは、頼もしい4番に成長しそうな予感がします。

estoppel さんのコメント...

hausさん
フローレスが4番に座っているようではダメなんですけどね。恐怖の7番辺りになってくれるのが理想。まあ、当面は仕方ないですが・・・。