2008年4月20日日曜日

080418 @FLA (W6-4)

"遂に出た!2死満塁からのクラッチヒット"

Nationals 6-4 Marlins Season 5-12 (streak W1)

Pitching: Redding(W3-1), Ayala(H4), King(H3), Rauch(S3)
Batting: Johnson(2/3 4RBI), Lopez(3/5 2R 1SB), Zimmerman(2/4 1BB 2R) 


 1点差を追う7回表2死満塁から走者一掃のタイムリー二塁打。待望のクラッチヒットがついに出ました。打ったのは4番のニック・ジョンソン(Nick Johnson)。この1打を含むジョンソンの4打点の活躍により連敗を3で止めました。

 試合の主導権は終始ナッツが握っていました。打線を組み替えフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)が今シーズン初めてリードオフヒッターとして先発出場。この新打線が初回から機能し、ロペスがいきなり2塁打を放つと、制球に苦しむアンドリュー・ミラー(Andrew Millar)から連続四球で無死満塁のチャンス。ここでジョンソンが犠牲フライでまず1点。続くミレッジがライト前にタイムリー。カーンズのサードゴロの間にさらに1点を追加。2安打で3得点という効率的な攻撃で幸先よく先制しました。

 ナッツの先発は、先発投手陣で一番安定しているティム・レディング(Tim Redding)。3回まではパーフェクト、5回までを1安打1失点に抑えるなどいい投球でした。しかし、落とし穴は6回裏に来ました。4回にタイムリー二塁打を打たれていたジェレミー・ハーミダ(Jeremy Hermida)に、2死2塁からタイムリーを打たれ、続くジョシュ・ウィリングハム(Josh Willingham)に2ランを打たれて、あっという間に逆転されました。最終的には、6回を投げてわずか3安打1四球で10奪三振に抑えながら4失点で、代打を送られた時点ではリードを許していたという惜しまれる投球でした。

 5回にジマーマンの二塁打で1塁から一気にホームを狙ったグズマンがタッチアウトとなるなど、2回以降はマーリンズの好守もあって得点できなかったナッツ打線でしたが、レディングが逆転を許した直後の7回表でした。2安打に四球で1死満塁のチャンス。ジマーマンのサードゴロで本塁封殺され、またダメなのかと思わせたところで、ジョンソンが起死回生のライトオーバーのタイムリー二塁打を打ってくれました。その後は7回以降をアヤラ、キング、ラウチが危なげなく抑えて勝利。

 4番にクラッチヒットが出て、先発が試合を作り、ブルペンもきちんと抑えて、今シーズン最もしっかりした勝ち方でした。特に打線は、ジョンソンの一打で雰囲気が変わってくれればいいなと思います。

 MVP: Nick Johnson

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