2008年4月24日木曜日

Mike O'Connor→Nats、Ray King→FA

 不振のベテラン左腕レイ・キング(Ray King)(右打者とも対戦させられて苦労していましたが)に代わってAAAコロンバスで好投を続けてきたマイク・オコンナー(Mike O'Connor)が昇格してきました。チャド・コルデロが右肩の痛みのためまともに投げられない状況(なぜDL入りしないのかは謎)で、左打者あるいは1回限定のキングより、ロングリリーフもできるオコンナーのほうが必要ということもあるでしょう。

 キングは契約上マイナーに落とせることになっていて、それを受け入れるか引退するかの判断を迫られており、本人はマイナー行きにはネガティブでトレードを要請していますが、上手くいくかどうかはわかりません。

 オコンナーはマイナーでは先発として投げてきましたが、当面リリーフを受け入れるようです。まあ、既に06年シーズンにナショナルズのローテーション投手として20先発させてもらったのに3勝8敗、防御率4.80と結果を残せなかった再チャレンジ組なので、こういう扱いも致し方ないところかと思います。ただし、今シーズンはここまで文句の付けようのない成績。スウィングマンとして先発の機会もあるでしょうから、今度こそ頑張って欲しい。

Ray King (As of 080424)
12G 0W 0L 0S 4H 6.1IP 5.68ERA 2.05WHIP 1K 4BB

Mike O'Connor (As of 080424 @Columbus(AAA))
4G(4GS) 2W 0L 23.0IP 1.96ERA 1.00WHIP 20K 4BB

[追記:4月29日]
 キング側からの要望により、契約にもかかわらず、まずウェイバー公示をしましたが、手を挙げる球団はなく、むろんトレードがまとまることもなく、退団、FAとなりしました。

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