2008年4月30日水曜日

080429 Braves (W6-3)

“ジマーマンのタイムリーで7回に勝ち越し、ブレーブスに快勝"
Nationals 6-3 Braves Season 10-17 (streak W2)

Pitching: Redding, Rivera(W2-1), Ayala, Cordero, Rauch(S5)
Hitting: Zimmerman(3/4 2R 3RBI), Lopez(1/3 1BB 1R)
HR: Zimmerman(3), Johnson(4)

 「ピンチの後にチャンスあり」。実証されているのかどうか知りませんが、まさにそんな7回の攻防に勝ったナッツが今日の試合を取り、今日敗れたレンジャーズを抜き、30球団最低勝率を脱しました。

 先発のティム・レディング(Tim Redding)は、6回を4安打2四球2奪三振の2失点と好投しましたが、打線もトム・グラビン(Tom Glavine)の前にチャンスは作るものの(1回は1死満塁でミレッジが打プルプレーに倒れた)、得点は3回のライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)ニック・ジョンソン(Nick Johnson)の連続ソロ本塁打(写真はジマーマン)による2点のみ。両先発は2-2と試合を作って6回で降板。お疲れ様でした。

 そして迎えた7回。ナッツ2番手のサウル・リベラ(Saul Rivera)が四球とヒットで無死1,3塁のピンチを作ってしまいましたが、ブレーブスの1、2、3番打者をいずれも内野ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けました。すると、その裏、先頭のペーニャの安打を足がかりに1死満塁のチャンス。ここで打席は、ジマーマン。開幕以来、チャンスでの凡退を繰り返してきました(前日まで、得点圏にランナーを置いた36打席でわずか2安打、打率は.065)が、今日は違いました。勝ち越しとなる、ライトオーバーの2点タイムリー二塁打。23試合98打席ぶりとなる3号ホームランも出たことだし、調子を上げてくれることを期待します。

 さらに、2死後には、ミレッジがさらに二塁打で2点を追加。ジマーマン、ジョンソン、ミレッジの3、4、5番で全6打点を稼ぐという、あるべき姿を見せてくれました。8、9回は、チャド・コルデロ(Chad Cordero)は置いておくとして、アヤラ、ラウチがしっかり抑えて、快勝です。

 いろんなことが良い方向に進みつつあるように見えるチームで、ただ1つの問題が、コルデロの調子です。4点リードの9回に登場しましたが、連続ヒットを打たれ、トレーナーが出てきて(写真)、結局ラウチに救援を仰ぐことになりました。投げていた球も80キロそこそこの、ストレートともチェンジアップともつかない球ばかり。DL入りの可能性も高いようで、不安は募ります。

 MVP: Ryan Zimmerman

[OFF THE FIELD]
 打たれ続けているチコですが、アクタ監督はまだ我慢するようで、ローテーション通りに次はパイレーツ戦で投げるようです。本人もプレッシャーを感じていると認めている状況なので、このまま投げ続けてもいい結果にはならないように思いますが、ここはアクタ監督の選手育成手腕を信じてみたいと思います。さすがに、ラストチャンスだとは思いますが・・・。

0 件のコメント: