2011年1月22日土曜日

Jerry Hairston, Todd Coffeyと契約

 ユーティリティのJerry Hairstonと、ブルペンのTodd Coffeyと契約合意に至りました。

 Hairstonは34歳。もともとはオリオールズで二塁手としてデビュー。レギュラーとして定着することはできませんでしたが、内外野ほとんどのポジションを守れるユーティリティとなることで選手寿命を延ばし、13年間で6球団を渡り歩いてきました。昨季はパドレスで119試合に出場し、.244/.299/.353の成績。決してバットで期待できるわけではありませんが、昨季同じ役割を果たしたWillie Harrisが.183/.291/.362だったことを思うと、多少のアップグレードかとは思います(ちなみに、Harrisは先日メッツとマイナー契約。メッツ戦での好守の印象が強くありましたので、メッツにとっては意外といい補強かもしれません)。年俸は2百万ドル+インセンティブ。

 Todd Coffeyは30歳のブルペン右腕。元々はレッズに1998年にドラフト41順目という超下位指名で入団。本格的にブルペン投手に転向した2003年から頭角を現しはじめ、2005年にメジャーデビュー。2008年途中にウェイバークレームでブリューワーズに移籍。2009年は好成績でしたが、昨季は69試合で4.76/1.41と振るわず、年俸調停2年目でNon-tenderとされていました(ナショナルズとの契約内容は今のところ不明です。→1年135万ドルと判明。)。正直なところそこまで期待感はありません。若手中心のブルペンでしたので、こういうベテランがいてもいいかなという程度です。有名なのはこちら。これだけでも球場で見たいかも(笑)。


 Mike Rizzo GMはいちおうこれでオフの補強はひと段落したと発言しています。マイナー契約はこの後も何人かあるかもしれませんが、とりあえず陣容は整ったということ。スプリングトレーニングまで3週間ほど。2月になったらポジションごとの記事を書いて行きたいと思います。

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