2009年1月24日土曜日

トレードの噂(Nick Johnsonなど)

 ナショナルズのフロントの関心はFAからトレードに移ったとされています(それはブラフだという説も根強くありますが)。具体的には、A’sとの間でNick Johnsonのトレードをまとめようとしているという報道と、ヤンキースとの間でNick SwisherかXavier Nadyについて話し合っているという噂があります。

 A'sとの話が最初に出たのは11月後半。A’sがJohnsonのメディカルレコードを要求したという記事でした。しかし、その後、ウィンターミーティングなどでも特に進展はなく、忘れ去られていましたが、A’sがJason Giambiと契約したこともあり、再び両球団が交渉しているという話が出てきました。トレード相手と噂されるのはDaric Bartonですが、合意には程遠いといわれています。Nick Johnsonのケガはまだ100%回復しているわけではないようですが、健康であればいい選手であることは間違いありません。最近、いろいろなProjectionも見ているのですが、ここなんかでは驚くほど高い評価を受けています。Bartonにしても、長くA'sのトッププロスペクトと言われてきた選手ではありますが、パワーナンバーが伸びてこないことは深刻で、あまりいい印象を受けません。

 もう1つは、もともとはMark TeixeiraをFAで獲得したりしたためロースターが余剰気味になっているというヤンキース側の事情で始まった話で、他にもレッズ、ジャイアンツ、ブレーブスなども噂に上がっています。Swisherはこのオフのはじめにホワイトソックスからトレード獲得した選手で、一塁手のレギュラーと言われていましたが、その後のTeixeiraの契約で、もともとの外野手となりますが、外野守備は昨シーズン大きく評価を下げました(センターも守れるが)。そして、なんといっても、今後3年$21Mという高額年俸は大きなネックです。Nadyも外野手で、攻撃力は昨季大きく花開きましたが、まだ信用するのは早い状況。契約状況としても今季終了後にFA、しかも代理人がBorasということを考えると、長期戦略には全く合いません。もちろん交換相手次第、という部分はありますが、Austin Kearnsを年俸全額先方持ちで引き取ってくれるというならともかく、一部ヤンキースファンが言っているようなDukesなんて論外。

 結論。どちらも噂のままで終わってくれればいいです。

0 件のコメント: