衝撃のニュースが入ってきました。
アスレティックス傘下の23歳のプロスペクト、このブログをごらん頂いている方には、昨年のアリゾナ秋季リーグのMVPとして記憶に新しい、Grant Desme外野手が引退を発表しました。
驚いたのは、その理由です。なんと、カトリックの司祭になるために、まずはカリフォルニア州にある神学校に入学するとのことです。プロ入りしたものの芽が出ない選手がほかの道を探ることはよくあることですが、1月19日に発表されたBAのプロスペクトランキングでアスレティックスの8位にランクインしたほどの有望株だけに、驚きました。本人のコメントは以下のとおりです。
"I'm doing well in baseball. But I had to get down to the bottom of things, to what was good in my life, what I wanted to do with my life. Baseball is a good thing, but that felt selfish of me when I felt that God was calling me more. It took awhile to trust that and open up to it and aim full steam toward him ... I love the game, but I'm going to aspire to higher things."
こういう時なんと言ってよいのか、言葉を知りません。ご冥福をお祈りしますは違うだろうし、がんばってくださいもなんか変な感じです。ミリオネアーになれる可能性(というより、ここまでのプロスペクトなら「蓋然性」と言ってもいいでしょう)を捨てて「出家」とは・・・ははぁーとひれ伏すような気持ちです。
2010年1月26日火曜日
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2 件のコメント:
いやいや アメリカならではですね(・・;)
でもドジャースに昔にたような経歴の選手がいて 1度引退してまた復帰したとか…
前の記事 ダンカンは面白い存在ですね
カーディナルスから解雇されていたのを知りませんでした HR数の割に打点が少なめの印象がありますが 外野の一角に入ってくるんでしょうかねえ
並の選手なら記事にしなかったと思うのですが、
あれだけAFLで目立ったDesmeですからねぇ。
Dancunは密かに楽しみな選手です。
マイナー契約なので、狭き門ですが、
スプリングトレーニングを楽しみにしたいですね。
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