2010年12月24日金曜日

2010 Season Review 4 Rookie of the Year

 Rookie of the Year 2010: Stephen Strasburg

 わずか2か月の短い間でしたが、圧倒的な存在感でした。

 という短い記事で終わってもいいのですが、せっかくなので、他のルーキーたちも紹介しておきたいと思います。

[Pitchers]
Luis Atilano 16G(6-7) 85.2IP 5.14/1.49
Drew Storen 54G(4-4-5) 55.1IP 3.58/1.27
Yunesky Maya 5G(0-3) 26.0IP 5.88/1.58

 Atilanoは4月に不振のJason Marquisに代わって昇格しメジャーデビューを果たすと、Livanにも負けないペースで勝ち星を伸ばしていきました。最終的にTJ手術を受けることになるヒジ痛で成績を落としましたが、無事に復活してくれればと期待感を持っています。

 Storenは5月半ばに早々にメジャーデビュー。当初は中継ぎとして、シーズン終盤はクローザーとして投げました。火ダルマになることもありましたが、デビューイヤーとしてはまずまず。来季はクローザーの地位を確実にできるかどうか試されます。

 Mayaの成績はひどいですね。ただ、8月に契約し、マイナーでちょっと投げて、9月にデビューというスケジュールに無理があったのかなと思っています。ウィンターリーグでは7試合に先発し、計39イニングを投げ、0.69/0.77という支配的な好成績を残していますので、スプリングトレーニングからしっかり作っていけば先発ローテーションに入ってくる可能性は十分あると見ています。

[Hitters]
Ian Desmond 154G 574PA .269/.308/.392
Roger Bernadina 134G 461PA .246/.307/.384
Justin Maxwell 67G 131PA .144/.305/.288
Danny Espinosa 28G 112PA .214/.277/.447
Wilson Ramos 15G 54PA .269/.296/.404

 スプリングトレーニングからシーズン序盤にかけて、ショートのレギュラーを獲得したDesmondはよくやったと思います。エラーが多いとは言われますが、守備範囲は目に見えて広く、守備に関しては及第点。むしろ打撃のほうが課題。出塁率を少しでも上げてくれればと思います。どちらも、来季まだ伸びることが期待できると思います。

 1年前は同じくらいだったBernadinaとMaxwellのチームでの地位(一般的にはむしろMaxwellのほうが多少期待されていたかも)は、この1年で大きく変わりました。Bernadinaは来季のレフトのレギュラーが狙える地位に、他方でMaxwellは40人ロースターから外される可能性さえささやかれています。

 Espinosaはちょうど昨年の今頃のDesmondと同じような位置付け。Desmondの例に倣って、来季はセカンドのレギュラーを確保してくれればと願います。セプテンバーコールアップで昇格したMaya、Espinosa、Ramosの3人はまだ来季ルーキー資格(130PA、50IP未満)を有しています。メジャーの新人王で得票できるような活躍を期待します。

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