2011年2月2日水曜日

Justin Maxwell→DFA→Traded to NYY

2月2日追記
 ヤンキースとの間でトレードがまとまりました。層の厚いヤンキースではメジャー昇格すら難しいかもしれませんが、ウェイバー期間中のトレードなので引き続き40人ロースターに入っているわけで、チャンスはめぐってくるかもしれません。頑張ってください。
 
 交換相手で獲得したのは、Adam Olbrychowski(どう読むんでしょうね。オルブライチャウスキー?)。右投げのブルペン投手です。2007年ドラフト5順目で大卒入団で現在24歳。先発投手としては成績を残せず、2009年にブルペン転向。09、10年ともほとんどをA+で過ごし、まずまずという結果。WHIPやK/9を見ても期待は持っていません。タダよりはましという程度か。

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1月29日オリジナル
 とうとうこの日が来てしまいました。Justin Maxwell外野手がDFAされました(他球団にクレームされるか、マイナー契約となるかは未定)。

 ナショナルズとなって最初の2005年ドラフト4順目で入団。といってもこの年のナショナルズは2人のタイプAのFA選手(Christian GuzmanとVinny Castilla…)と契約したため2順目、3順目指名権がなく、1順目のRyan Zimmermanに次ぐチームとしては2番目の指名。地元メリーランド州出身でメリーランド大学からの入団、ハーバードにも行けた学業成績ということもあり、大きな期待がかけられてきました。守備の評価は高く、打撃もマイナーではまずまずの成績を残し(特に出塁率と盗塁)、2007年にはセプテンバーコールアップでメジャーデビューを果たし、ますます期待が高まりました。

 しかし、メジャーの投手相手になると全く打てませんでした。何度も何度も何度もチャンスをもらいましたが、スプリングトレーニングを含めとにかく打てませんでした。AAAでは、昨季も.287/.390/.439と完全に攻略していましたが、メジャーではむしろ年々成績を落とし、通算.201/.319/.379という無残な成績が残っています。そして、故障癖。キャリアの大事なところで次々と故障してきました。昨年10月にも左ひじ(投げるほうの腕ではない)のTJ手術を受け、またも出遅れが予想されていました。

 残念ですが、来るべくして来た、という感じのDFAです。

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