08年のワールドシリーズは、フィラデルフィア・フィリーズが1980年以来2度目の制覇を成し遂げ幕を下ろしたわけですが、ナショナルズにとってこのシリーズにはもう一つ看過できない側面がありました。それは、敗れたとはいえタンパベイ・レイズがチーム初のワールドシリーズに進出を果たし、「最も情けないフランチャイズ」の肩書きをあっさり返上したこと。ここ4年でヒューストン、コロラドそしてタンパベイと3チームが初のリーグ優勝を飾り、これで「ワールドシリーズ出場経験のないフランチャイズ」は、シアトル、テキサス、ワシントンの3球団のみとなりました。
このうちマリナーズはプレーオフには4度、うち3度はALCSまでコマを進めており、頭一つ抜けています。残りの2球団の過去のプレーオフ戦績は以下のとおり。出場1回のみと未だシリーズ勝ち上がりなし、どちらが情けないのでしょうか?
Washington Nationals (Montreal Expos)
(1981) [NLDS] W3-2 Phillies [NLCS] L2-3 Dodgers
Texas Ragers (Washington Senators)
(1996) [ALDL] L1-3 Yankees
(1998) [ALDL] L0-3 Yankees
(1999) [ALDL] L0-3 Yankees
プレーオフ出場回数でレンジャーズを上回ることが当面(5ヵ年計画?)の目標です。
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そんなワールドシリーズも終わったところで、これから何回かにわけてナショナルズの08年シーズンレビューを書いていきます。30球団中30位に終わったチームですから、シーズンレビューを書くのも正直苦痛でした。何度も途中で投げ出したくなりましたが、せっかく1年間追いかけてきたのだからと奮い立たせて自分なりにいろいろ書いてみたものを順番にアップしていきたいと思います。
2008年10月30日木曜日
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