年始早々にMatt Cappsとの契約発表が行われて以降、多少の関心を示していたAroldis Chapmanがレッズに決まってしまうなど、ナショナルズとしては静かな日々が続いています。
各種記事に引用されているMike Rizzo GMの発言などを見ていると、このオフの補強はまだ続きそうです。ポイントとされているのは、先発投手と二遊間。当然フロントは動いているのでしょうが、なかなか表には出てきません。つまらないというより、むしろ情報管理がしっかりしていると前向きに評価していますが。
そんな中、数少ない噂を集めてみると、Doug Davis、Orlando Hudson、Randy Winnの名前がナショナルズと関連づけられていました。
Davisは34歳の先発左腕。Jason MarquisをFA獲得しましたが、もう1枚先発投手を獲得しようという方針自体は間違っていないと思います。Marquisに比べて力は落ちると思いますが、過去6年大きな故障なくローテーション投手として投げてきたという実績、左腕であること、加えて、ここに来てDavis自身がナショナルズの若手投手陣の指導役となることに前向きな発言をしていますので、チームにとっていい契約になることでしょう。実現すれば喜びたいと思います。個人的にはJohn Smoltzが来て欲しいと思っているのですが、無理かなあ。
Hudsonについては、ずいぶんと前からMLB.comのBill Ladsonが噂を流している(というか、強くオススメしている)のですが、オオカミ少年のような扱いになりつつあります(笑)。数字やタイトル(GG賞4度、オールスター2度)を見ると守備力も攻撃力も申し分ないので、契約できれば喜びたいと思います。ただ、この選手、マーケットでは不思議なほど評価されませんので、何か見えない事情があるのかもしれません。昨オフも越年してドジャーズと不本意な1年契約。奮起したか、昨季も(特に前半)好成績を残してこのオフ再度FA市場に打って出ましたが、シーズン後半ナショナルズからトレードで移籍していったRonnie Belliardにレギュラーの地位を奪われたのが評価を下げたか、また同じことの繰り返し。ちょっと気の毒にさえ思えてきます・・。ナショナルズの二遊間はこのままならGuzman-Desmond。オフに入ってEric Bruntlettとマイナー契約をしていますが、このまま開幕を迎えるとは思えません。Hudsonと安く契約できればこしたことはありませんが、あえてHudsonでなくてもいいかな、と思って見ています。
Winnの噂はよく分かりません。守備能力は、FangraphsのUZRで全外野手中5位という極めて高い評価をされていますが、35歳という年齢を考えても、打撃・走塁は期待できません。ナショナルズの外野陣は、守備固めのWillie Harrisまで駒はそろっているのであえてWinnを補強する必要はないと思います。フロントの考えている可能性としては、Morganが故障で間に合わないと見ている、あるいは昨季のできを信用していないということか。Dukesの出場機会は奪わないでほしいところです。
2010年1月11日月曜日
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2 件のコメント:
今晩は。
そうですね、先発はもう一人二人欲しいですね。
デービスは確か、癌発覚→手術後に驚異的な回復から復活して話題になった投手ですよね。
左腕で平均二桁勝ってるようですし、パッジのように若手の指南役も買って出てくれるようなら願ってもないことじゃないですかね。
ハドソンも好きな選手なので、入ってくれるとグッと厚みが増すと思います。
匿名さん、こんにちは
>癌発覚→手術後
LesterやLowellもそうでしたが、
人間的に強くなれるんでしょうか。
応援したくなりますね。
DavisかHudsonかどちらかで十分なので、
来てくれると盛り上がるんですけどね。
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