1月19日 追記
Michael Morseと1年105百万㌦+最高30万ドルのインセンティブで合意。調停1年目の控え野手としては高額。それだけ期待されているということでしょう。
また、
Tom Gorzelannyはカブスと210万ドルで合意。身体検査が残っており、テクニカルにはまだカブスの支配下にあるため。額としては妥当なところに思えますが、双方当事者(加えてナショナルズのフロント)はどんな気持ちなんでしょうね。
ともかく、これで今年の年俸調停対象選手は全て契約更新が済みました。感じの悪い調停プロセスを早々に回避できて良かったです。
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1月18日 追記
John Lannanと1年275万㌦で合意しました。かなり高評価が示された金額だと思います。また、
Doug Slatenとも69.5万ドル+インセンティブで合意。
残すは、Morseとカブスからトレードで獲得したばかりのGorzelannyの2人です。
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12月23日 追記
Sean Burnettと2年契約で合意しました。年俸調停2年目でしたから、今季と来季の年俸調停を回避したことになります。2011年140万ドル、2012年230万ドルが確定。2013年は350万ドルの球団オプションが付いていますが、Burnettが望めばFAになれるOpt-out規定も付いているとのこと。今季のような成績を続けてくれれば安い買い物となりますが、ブルペン投手はなかなか先が読めないのでまあクローザーではないことを考えれば妥当なところではないでしょうか。
ところで、ナショナルズがNon-tenderした3人ですが、それぞれ行き先が決まっています。
Wangとの再契約は
既報のとおり。
Nievesは1年77.5万ドル(+小額のインセンティブ)でブリューワーズと契約。メジャー契約ができて良かったですね。過去3年の密かな功労者なので応援しています。
Peraltaはレイズと1年92.5万ドルで契約。2年契約を強く求めたことを含め、ナショナルズとの間では希望の開きが大き過ぎたためNon-tenderとなりましたが、オープンマーケットでも1年契約しか選択肢はなかったようです。そんなことなら残ってくれればよかったのに。
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12月10日オリジナル
オフの恒例行事の1つ、年俸調停対象選手(原則としてメジャーリーグでの経験3年)で、球団とし`て来季も保有権を維持したいと判断した選手への契約提示が行われました。契約提示された選手とは交渉が行われ、調わない場合には年俸調停へと進みますが、いずれにせよ来季もナショナルズの一員です。一方、契約が提示されなかった選手はFAとなります。
[契約提示された選手] John Lannan LHP
Sean Burnett LHP
Josh Willingham OF
Michael Morse OF/1B
Doug Slaten LHP
[契約提示されなかった選手 non-tender FA]
Joel Peralta RHP AAAでクローザーとして結果を残し、メジャーでも49試合で2.02/0.80という好成績でしたが、球威がなく、極端なフライボール投手であるということで、今年の成績が出来過ぎと評価されたのではないかと思います。しかし驚きました。
Wil Nieves C 故障者が出るたびに出場機会を得るという形でしたが、結果的にはこの3年間で199試合に出場と頑張ってくれました。ナショナルズの捕手層はPudge、Flores、Ramosと例年になく厚くなっているため仕方ないんでしょうね。ナショナルズとのマイナー契約の可能性も言われています。
Chien-Ming Wang RHP 結局メジャーはおろかマイナーでも登板なし。フロントとしては2百万㌦の博打に負けたという結果です。肘の故障(TJ)からの復活率は上がっているようですが、肩の故障は大変なんだな、と改めて思いました。ナショナルズに残留する可能性もありますが、今度はさすがにマイナー契約ではないでしょうか。
[年俸調停を回避して1年契約に合意した選手]Jesus Flores C 現状維持の75万ドル。今季は全く出場できなかったものの、ウィンターリーグではまずまず健康にプレーできている模様。Ramosがとりあえずのライバルになりますが、さてさて。
Alberto Gonzalez 2B/3B 60万ドル。個人的にはnon-tenderでも良かったと思いますが、まあこの額なら納得しましょう。