2011年12月8日木曜日

Buehrleはマーリンズへ

悔しいなあ。ナショナルズのこの冬一番のターゲットだったMark Buehrleをマーリンズの札束攻勢の前に失いました。

ウィンターミーティング3日目。カージナルス残留が濃厚と言われながら、マーリンズから攻勢をかけられたPujolsの行方が決まらず、なかなか他のFA選手たちの交渉も進まないまま推移。午後になり、Buehrleが候補を3球団に、さらにナショナルズとマーリンズの2球団に絞ったという情報が入り、しかもマーリンズがC. J. Wilsonに6年契約を提示したという情報もあって、一時は合意できるかもと期待しました。しかし、夕方になって、マーリンズがPujols戦線から離脱するとともにBuehrleへのオファーを引き上げたことで勝負あり。最終的には、ナショナルズのオファーが3年42百万ドル程度にとどまったのに対し、マーリンズは4年58百万ドル。Buehrle本人はナショナルズにかなり好感を持ってくれていたようですが、年数でも、平均年俸額でも、完全に上回られてしまってはさすがに無理。せめて4年契約を提示できなかったのかなあ。Buehrleなら4年でも良かったと思うんだけど。

ナショナルズにとっての次の(というか最後の)候補はRoy Oswaltになりそうです。3年契約を希望しているようですが、さすがに長い。2年プラスオプションくらいでなんとかなりませんかね。ま、ダメなら現有戦力でもいいと思えば気は楽です。

それにしてもマーリンズの大盤振る舞い振りには参ります。Bell、Reyesに続く大物FAとの合意。さらにC. J. Wilsonとの交渉も継続している模様。これまでのイメージと全く違う球団経営にちょっと感覚的に付いていけません。新球場ってそんなに儲かるのか?!

その他のニュース。

●Pujols(多分カージナルス)とWilson(多分エンゼルス)はさすがにそろそろ決まりそうな気配。

●元ナショナルズでは、ブルージェイズからFAとなったJon Rauchがメッツと1年350万ドルで契約。やはりブルージェイズからFA移籍のFrank Franciscoとクローザーを争うみたいです。NL東地区に来なくてもいいのに。

●西武からポスティングにかけられていた中島裕之をヤンキースが落札(2百万㌦)。他に入札した球団はなかったようです。これから契約交渉が行われます。内野では完全に控えになってしまいますが、外野も守れるのかな。もう1年待って、FAとしてレギュラーになれるチャンスのある球団を選ぶべきだと思います。

ダル、来るの?ホントに?

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