2008年9月20日土曜日

BA: 2008 NY-Penn Lg. Top20

 BAのマイナーリーグトップ20プロスペクト企画。

 ナショナルズ関係の第2弾はA-のNew York-Penn League(元記事はこちら)。Vermont Lake Monstersからは、

4. Derek Norris
10. P.J. Dean
14. Danny Espinoza 

の3人が入りました。リーグが全14チームですから、このランクに3人というのは良い感じです(メッツの4人に続き、レッドソックスと並ぶ)。

 Norrisは07年の4順目と期待されている高卒2年目の捕手で、今シーズンはチーム最多の10本塁打を放つなど、期待に応え、オールスターにも選出されました。驚くべき数字は出塁率.444。打率は.278ながら、リーグトップの63四球(2位の選手でも41四球)を選び、これは三振数(56)をも上回ります。また強肩も披露し、盗塁阻止率47%はリーグ首位。将来が楽しみな選手が現れました。

 右腕のDeanも昨年の高卒ドラフト組(7順目)でやはり、オールスターに選ばれました。もともといい動きをするストレートの球速が増し(常時90マイル超。最高94マイル)、10試合の先発のうち、なんと8試合で自責点0か1に抑えました。変化球をもう少し磨いたほうがいい、とは言われますが、評価を大きく上げました。

 Espinozaは今年の3巡目指名。契約の遅れで出場試合は少なかったのですが、しっかり成績を残し、高い評価を受けました。Long Beach State大学の先輩達(ショートに限ってもBobby CrosbyTroy Tulowitzki)に続けるでしょうか。

 ちなみに、リーグ全体の1位は、今年のドラフト全体10位(つまりA***n C**wの次に指名された)、AstrosのJason Castro捕手。まあキャッチャーは、フローレスもいれば、Sean Rooneyやここに挙がったNorris、今年ドラフト5位のAdrian Nietoもいるから、いいんですけどね。

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