2008年9月5日金曜日

Columbus Clipperds (AAA) シーズン終了

 Columbus Clipperds(AAA)は、International League西地区3位(69-73)でシーズン終了しました。  

 打線は全く力不足。メジャーであれだけケガ人が出ても、補う人材がいませんでした。2年前にワーストとされたマイナー組織。再建されつつあるとはいえ、まだAAAまでは来ていないという状況です。投手陣は、そこそこメジャーに人材を供給し、Collin Balester、Steven Shell、Charlie Manningといったあたりは来季に向けた戦力としても期待されていそうです。

 シーズン通じてみて、打者で最も活躍したのはRoger Bernadina(351/404/513 15SB)で、次点がKory Casto(308/396/485)といった程度。小粒感は否めません。8月の月間成績を見て注目されるのはLeonard Davis(239/266/461 7HR)。7月に昇格してきて、適応に苦しんだようですが、8月だけで7本塁打25打点と大活躍。マイナーを通じて成績(308/364/566)は上出来。シーズン25本塁打は、Michael Burgessを1本抑えて、ナショナルズ傘下の選手中(メジャー選手も含めて)最多でした。

 残された選手の中で良かったのは、Shairon Martis(1-2/3.02/1.42)、ブルペンのLevale Speigner(3-0/2.22/0.99)、Brian Sanches(2-1/2.41/0.98)でした。Sanchesはメジャー昇格を果たしましたがダメで出戻り。MartisとSpeignerが9月に昇格を果たしたのは既報の通りです。Tyler Clippard(6-14/4.66/1.36 )は、疲労からか8,9月で0勝5敗とし、みすみすメジャー昇格を逃しました。ブルペンでも、Zechry Zinicola(3-3/7.53/1.76)が次第に調子を落としていき、8月の防御率は10点を上回るなど散々でした。8月は頬に打球を当ててシーズン終了となるまでAAAを支配する投球を見せたのが、Michael O'Connor(5-3/2.17/1.00 )。メジャーではひどい目にあったので、来シーズンどういう扱いになるかは気になるところです。

0 件のコメント: