フルシーズンでは一番下のチーム。投打共にチームスタッツは下位に沈み、成績も地区8チーム中の6位に終わりました。
開幕ロースターにはRhinehart、Burgess、Lyons、Kingと今から見ればとても賑やかな攻撃陣がいました。しかし、彼らがシーズン半ばで昇格していくと、残された選手ではいかにも攻撃力不足という感じ。そんな中、オールスターにも選ばれたSean Rooney(.314/.355/.396)は、パワーもスピードもありませんが、シーズン通じて安定して安打を放ち続けました(キャッチャーというポジションのため、併用されながらでしたので規定打席に到達していませんが)。残念ながら、他に特筆するほどの打者はいません。
投手のほうは、シーズン通じて、なかなか面白い投手がいました。まず、トッププロスペクトの1人であるColton Willems(109.1IP/60K/31BB/3.70/1.23)は、シーズン通じてローテーションを守り、勝ち星は伸びませんでしたが、5月を除く各月の防御率は常に4点を切る安定した投球を見せてくれました。来シーズンはきっとHight-Aでの開幕になるでしょう。その他、開幕をここで迎えた投手の中では、Luis Atilano(25.2IP/13K/7BB/3.26/1.40)、Hassan Pena(26IP/24K/5BB/2.08/1.12)あたりがシーズン途中で昇格していきました。逆に、シーズン終盤で昇格してきた投手では、今年のドラフト組では一番最初に昇格を果たした10順目のTom Milone(37.1IP/27K/6BB/2.89/1/13)が、7試合に先発して好印象を残しました。また、ドミニカリーグを圧倒的に支配してきたOsvaldo Rodriguez(17IP/17K/4BB/1.06/1.00)は、ほんの3試合の先発でしたが来シーズンに向けて期待を抱かせる投球を見せてくれました。
2008年9月11日木曜日
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