2009年2月20日金曜日

年俸調停選手(Zim、Hill、Olsen、Willingham)

まとめ。フロントはまずまずよく頑張りました。

3B Ryan Zimmerman: Agreed $3.325M ($0.175M incentive)
OF Josh Willingham: Agreed $2.95M ($0.1M incentive)
SP Scott Olsen: Agreed $2.9M
SP Shawn Hill: Player Won $0.775M

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2/21 追記
 Ryan Zimmermanとも1年契約で合意しました。やはり予定されていたヒアリングのその日。金額は、$3.325Mというちょうど双方の希望額の中間となりました。それに、$0.175Mのインセンティブが付きます。まずは、ヒアリングを回避できたことだけでよかった。

 さらに、長期契約についての話し合いは継続している模様。以下の両者のコメントはかなり前向きで希望を持たせてくれます。フロント、がんばれ。

Kasten球団社長:
"We continue to talk about a multi-year deal. We talked about it yesterday. We're going to talk about it tomorrow. That would be an end result both sides would like to see."

Van Wagenen代理人:
"Ryan made it very clear to the Nationals that he is willing to sign a long-term deal. And the Nationals in turn made it very clear to Ryan that they want to sign him to a long-term deal as well, with the goal being to have something done by Opening Day."

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2/19 追記 
 Josh Willinghamとも1年契約で合意しました。予定されていたヒアリングのまさにその日、ヒアリングの開始を遅らせて交渉を続け、なんとか回避。契約は$2.95Mに$0.1Mのインセンティブが付くという形で、両者の主張の間を取ったと言えそうです。元Esmailyn Gonzalezの事件でどたばたしていますが、なんとか仕事をしてくれました。よかった。

 後はZimmermanを残すのみ。

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2/9 追記
 Scott Olsenと1年契約で合意しました。10日にヒアリングが予定されていましたが、回避できました。金額は$2.8Mということで、両者の提示金額のうち球団側に近い数字で落ち着きました。よかった。

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2/8 追記
 Hillとの年俸調停はHillの勝ちに終わりました。調停プロセスについてHillのコメントは以下の通り。

"Everybody warned me how terrible [the process] is. (中略) inside the room it was pretty straightforward. Very calm. Not a whole lot of yelling and screaming. They stayed clean with everything, didn't attack my character or anything. It was a pretty easygoing trial."

 (勝ったからかもしれませんが)そこまで悪い印象を与えなかったようで一安心。しかし、少なくとも良い影響を及ぼさないことは間違いありません。Olsenとは10日に、Willinghamとは18日に、それぞれヒアリングが予定されている(Zimとのヒアリングは未定)のですが、何とかそれまでに真摯な交渉をして、ヒアリングは回避して欲しいところです。

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2/7 追記
 どうもナショナルズは、(レイズ、マーリンズとともに)希望額を交換した選手とは交渉をせず、調停のヒアリングの席に着くことを基本方針としているそうです。この方針自体に賛否両論ありますが、GMはじめフロントの能力不足なだけのようで、個人的にはあまりいい印象を受けません。

 で、まずはHillとの間でのヒアリングが開かれました。結果は数日中に判明するそうです。
 
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1/24 追記
 4選手とも、契約に至ることなく希望額を交換し合いました。(左が選手側希望額/右が球団提示額。いずれも百万ドル)

3B Ryan Zimmerman (3.9/2.75)
SP Shawn Hill (0.775/0.5)
SP Scott Olsen (3.5/2.5) 
OF Josh Willingham (3.6/2.55) 

 他球団の選手たちが続々と契約を決めている中で、ナショナルズの動きは鈍いように見えます。しっかり。

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1/20 オリジナル
 年俸調停申請をした選手たちとの契約が各球団で相次いでいます。2月になれば選手側球団側がそれぞれ希望額を提示して調停に進むことになっていますが、調停はWinかLoseかでその間を取るということをしませんので、リスク回避のために間を取って契約を結ぶインセンティブが働くわけです。また、調停に進むというのは両者の関係がうまくいっていないことの証左でもあるので、回避できることが望ましいことは明らかです。

 このオフ、ナショナルズでは以下の4選手が年俸調停申請をしています(他にWillie Harrisがいましたが、既に2年契約済み)。4人とも調停1年目です。(決着したところでアップデートします)

3B Ryan Zimmerman
SP Shawn Hill
SP Scott Olsen
OF Josh Willingham

 Cole Hamels(PHI)、Kevin Youkilis(BOS)、Nick Markakis(BAL)などは長期契約を結んでいます。ナショナルズでも、Zimmermanとの長期契約は積年の課題ですが、なかなか実現しません(悲)。

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