Nyjer Morganを25人枠に入れるため、Elijah DukesがAAAに降格となりました。オプションが残っているのが外野陣ではDukesだけでしたので、もしかしたら、とは思いましたが、いざ発表されてみると腑に落ちません。どうしようもない成績のKearnsを残してDukesを降格させざるを得ないというのが、このオプション制度の罪な部分です。KearnsをDFAしてただで放出するのはもったいないとの発想も理解できないではありませんが、来季年俸(バイアウトでも100万ドル。オプション行使の場合の額は言わぬが花)を考えても引き取り手が現れるとはなかなか思えません。もうどんな微妙な選手でも若ければいいし、年俸もある程度負担して、さっさとトレードで出してください。
一方、DukesはDukesでここしばらくの不信は深刻でした。DLから復帰してからの6月の成績は22試合で.198/.253/.333で2本塁打と散々でした。なかなか長打がでないことで焦ったのか、引っ張りの意識ばかりが強くて外角に投げておけば大丈夫なバッターとなっていました。ただ、そのあたりは打撃コーチがちゃんとコミュニケーションできれば矯正可能だったと思うのですが、どうなんでしょうか。シーズン開幕当初は褒めそやされたRick Eckstein打撃コーチでしたが、これだけスランプが長引くと、不調に陥った選手に適切にアドバイスできているのかどうか疑問を感じざるをえません。Kearnsにしても然り(ちなみに、Kearnsは6月に入ってからの成績は17試合で.108/.250/.108、長打なしです)。話をDukesに戻しますが、マイナー降格という事実を謙虚に受け止め、AAAを甘く見ることなく、しっかり自分の打撃と向き合ってきてください。間違いなくいずれ昇格する機会はあるでしょうから(フロントの見方はMilledgeとは違う、と思います)。
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