まだ09 Season Review & Off Season Outlookの投手編が書き終わっていないのですが、Winter Meetingが始まってしまい、初日からナショナルズも活発に動いています。
最初の動きは、ヤンキースからBrian Bruneyをトレードで獲得するというものでした。
Brian Bruney (2009 season for NYY)
44G 39.0IP 31K 23BB 3.92/1.51
27歳のブルペン右腕。もともとは2000年にDバックスからドラフト指名されて入団(なお、当時Mike Rizzoがスカウト部長)。2006年シーズン途中にDバックスから解雇された直後にヤンキースに加入。その後の3年半、ヤンキース・ブルペンの一員を務め、時にはMariano Riveraにつなぐセットアップマンの役割も果たしてきました。90マイル半ばの直球とスライダーが持ち球で、奪三振率は悪くない。ただ与四球率も高く、好不調の波が大きかった。ナショナルズとしては、とにかく弱体だったブルペンを補強するという発想は理解はできます。実績のある、しかも比較的若手で伸びシロも期待できる。ただし、ヒジなどに故障の懸念もあります。契約関係は、年俸調停の3年目(今季年俸は125万ドルだったので来季も高くはない)で、来季終了後にFAとなる予定。本人はクローザー志望が強いと語っています。いちおう今季終了時点ではMike MacDougalがクローザーを務めていましたが、決して安定していたわけではないので、チャンスはあるかもしれません。
交換相手は、なんとルール5ドラフトの全体1位指名選手。ヤンキースからの依頼に基づいて指名し、即トレードすることになるそうです。どんな選手を指名しに行くのか楽しみにしていたのに・・・・残念です。
なお、40人ロースター枠を空けるためにSaul Riveraを解雇。まあ妥当な人選かもしれませんが、ナショナルズのために過去4シーズンで計245試合に投げてくれた投手にしては、さみしい最後となりました。
2009年12月8日火曜日
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