Josh Whitesell一塁手とEric Bruntlett内野手とマイナー契約を結びました。2人とも今季は大不振でしたが、それぞれに意味のある契約だと思います。
Josh Whitesell (2009 Season for ARI)
46G 133PA 7R 1HR 14RBI 24BB 29K .194/.346/.287
Eric Bruntlett (2009 Season for PHI)
72G 118PA 15R 0HR 7RBI 5BB 26K .171/.224/.238
Whitesellは2003年ドラフト6順目でエキスポスに入団ということで、出戻り。順調に成長し、2007年オフには40人ロースター入り。2008年のスプリングトレーニングにも参加していましたが、結果を残せず、マイナーに送るためにウェイバーにかけたところでDバックスに奪われました。(余談ですが、当ブログをはじめて、最初にナショナルズを去ることになった選手でした。当時の記事。)その後、DバックスのAAAで好成績を残して2008年9月にメジャー昇格、わずか9打席とはいえホームランも放つなど印象的なデビューを飾りました。今季は、レギュラー獲得も期待されていましたが、メジャーでは全く結果を残すことができず、このオフ、リリースされていました。まだ27歳、マイナーでの成績を見る限り長打力と出塁力はあり、Adam Dunnがまさかの故障ということになった場合の控えという意味でAAAに置いておくには期待感の持てる選手だと思います。
Bruntlettは、内外野全てのポジションを守れる点が売りの31歳のユーティリティ。過去2年はフィリーズでプレーし、 2年連続リーグ制覇に密かに貢献していました。キャリア通算.231/.303/.330の打撃で、足が速いわけでもないので、攻撃面は全く期待できませんが、どこのポジションを守らせてもまずまずの守備。Bruntlettのようなタイプのユーティリティを25人ロースター枠に入れるのは、(フィリーズのように)内野のレギュラーがカッチリ固まっているチームか、極めて苦しいチームかのいずれかでしょう。残念ながらナショナルズが使うことになるとすれば後者でしょうから、使わずに済めば越したことはないのですが、故障など何があるか分かりませんので、マイナー契約でキャンプに迎えるというのは意味があると思います。(まさかと思いますが、Bruntlettがセカンドのレギュラーなんてことになったら最悪のチームであることは言うまでもありません。)
2009年12月29日火曜日
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4 件のコメント:
Whitesellのことは覚えていますよ。多分、私もここで初めて知った名前だと記憶しているので。
Bruntlettの動きはちょっと気になるんですよね。選手側の立場から見て。ベンチ要員でも一応、4年位は25menに入り続けていた選手だったので、この時期にもうメジャー契約を断念したのかい?って結構意外でした。粘りに粘った挙句、ST招待選手となるのは解かる気がするのですが、逆に考えればこれまでがラッキーだったかもしれませんけどね。
2008年にRollinsが負傷した時の代役でかなり貢献したんですよね。
>Bruntlett
運も実力のうちと申しますから、それはそれで立派な選手だということでしょう。
今度はこの契約が"ナショナルズにとって"ラッキーということになりますことを願っています。
どうも。今晩は。
先日の匿名です。
恥ずかしい話、Googleのアカウントとかよく分からない未熟者ですので、匿名で書きますことお許し下さい。
マイナー契約で二選手獲得しましたね。
どちらの選手もよく知らなかったので(ボクだけかも?)参考(勉強)になりました。
ひとつ質問なのですが、マイナー契約選手と招待選手というのは、同じと考えて良いのでしょうか?
もしよろしければお教え下さい。
匿名さん
匿名なことはお気になさらないで下さい。
マイナー選手と招待選手という件ですが、
この時期に話題になっている文脈では
同じと考えて差し支えないと思います。
もちろん、定義的には、
大多数のマイナーリーガーたちが
メジャーのキャンプになって参加できない
ことは言うまでもありませんが。
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