2008年7月23日水曜日

Jon Rauch→Traded to Arizona


 ナショナルズのクローザーを務めてきたジョン・ラウチ(Jon Rauch)投手がダイヤモンドバックスへトレードされました。フラッグディールトレードの第1弾です。

 セットアッパーとして過去2シーズンにわたり活躍した(計173試合登板はメジャー最多)後、今シーズンはチャド・コルデロの離脱したブルペンでクローザーを立派に務めてきました。この実績が評価されての移籍となります。交換要員は、23歳のEmilio Bonifacio二塁手(彼については後ほど別記事を書きます)。
 
 思えば、このブログの最初のニュース記事が、ラウチとの契約延長でした(こちら)ので、ちょっとさみしい気もします。でも、今シーズンはもちろん、在籍した約4年間ずっとチームに大きく貢献し、そして最後にプロスペクトを残して去っていってくれましたので、感謝しながら見送ります。ありがとう、さよなら!

 Dバックスでは、クローザーにはやや安定感に欠けるとはいえ20セーブを記録しているブランドン・ライオン(Brandon Lyon)がいるために、セットアッパーに戻るようです。登板過多からの故障だけが心配ですが、ケガなく活躍されることを願っています。

Jon Rauch (08 season with Nationals)
48G 48.1IP 4W 2L 17S 7BB 44K 2.98ERA 1.01WHIP
 
 それにしても、巨人でした。写真は今シーズン開幕戦の選手紹介の時のもののようです。遠近法のためだけでなく、明らかに巨大なのがわかると思います。

2 件のコメント:

ララ さんのコメント...

お久しぶりです!

ラウチ出されちゃいましたねぇ...リリーバーとしては球威がメチャクチャあるタイプではないので、多分数字が少し過大評価されているってことで、このぐらいの交換要員で出されちゃったのかなの思うんですが、それでもずっと安定してたので個人的にはちょっともったいないかなぁ(2塁はWASに必要なのかもしれませんけど若干市場価値自体の低いポジですし)という印象でした(ーー;)

COLのフエンテスとかはもっとチームがメチャクチャな交換要員を吹っかけたりしてたりしますし、もう少し粘って競争させれば...とも思います。
でもまたプロスペクトの層が増えて羨ましいかぎりですね(^ー^)

estoppel さんのコメント...

ララさん
お久しぶりです。
完全再建期にあるナショナルズとしてはこの位で十分な収穫ということでしょう。目標は2011年の優勝争いですから。
フエンテスは移籍しない(ロッキーズにその気がない)と見ています。
間違っても、レッドソックスにはいかないでしょう。