2009年9月9日水曜日

September Call-Up

9/10 追記
 Detwilerは投球回数の上限に迫っておりブルペン起用が濃厚。逆に、Estradaが先発機会を得るようです。Riggleman監督のコメントを聞く限り、Desmondをレギュラーとして試してみようという気はないようです。Guzmanがメインで、Gonzalezも起用したいということです。納得いかんぞ!!

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9/8 オリジナル

 Syracuse(AAA)がプレーオフ進出争いをしていたため(進出なりませんでしたが)、遅れていたセプテンバー・コールアップがようやく発表されました。

SS Ian Desmond
RHSP Marco Estrada
LHSP
Ross Detwiler
RHRP Zack Segovia
RHRP
Logan Kensing

 注目はDesmond。SSとしての守備、特に強肩の評価は高い上に今季は打撃でも開眼。AAとAAAで計.328/.400/.477という好成績。特にAAAに上がっての後半戦は打率.351と絶好調。2004年のドラフト3順目入団から6年目、23歳でつかんだ初昇格です。応援したいと思います。フロント・ベンチの起用法に注目が集まりますが、是非スターターとして使って欲しい。Guzmanは来季まで契約がありますが、守備の衰えは隠せないものになっており、セカンドへのコンバートも囁かれています。まず、ショートDesmondを試してみましょうよ。

 Detwilerは先発ローテーションに入るでしょう。5月にメジャー昇格を果たしたものの、10試合の登板で勝ち星なしの5敗。しだいに調子を落としていたこともあり、7月にAAAに送られました。しかし、AAAでは頑張りました。登板10試合で炎上したのは1試合のみ。8月14日に今季初勝利(6試合で防御率2.96だったAAでも不思議なことに勝ち星がなかった)。シーズンの残り4試合で3勝を記録しました。自信を回復しての再挑戦。メジャー初勝利を期待しています。

 Estradaは昨季も9月に昇格を果たしましたが打ち込まれ、今季はずっとAAAのローテーションを守ってきました。防御率3.63という安定した内容。おそらくブルペンで起用されると思いますが、来季につながるような投球を見せてくれることを期待しています。

 Zack Segoviaは、ナショナルズでは初昇格。2002年のドラフト2順目でフィリーズに入団。TJ手術などを経て、2007年4月にメジャーデビューを果たしましたが、5回を8安打5失点ですぐにマイナー降格。その後2度とチャンスを与えられないまま、2008年6月に解雇され、直後にナショナルズと契約。フィリーズではずっと先発でしたが、ブルペンに転向した今季、安定した成績を残し、今回の昇格を勝ち取りました。既に26歳なので期待度は高くありませんが、果たして生き残れるでしょうか。

 Kensing・・・。まだいたの・・・。Kensingを上げるくらいなら、2002年ドラフト1順目(全体5位)のトッププロスペクトから鳴かず飛ばずで忘れられた存在となり、今季突然の復活を遂げたClint Evertsを上げてやればいいのにと思うのは私だけではないはず。Evertsは今季終了後マイナーFAとなるはずなのでメジャーで試してもいいのになあ。まだ25歳、Kensing(27歳)よりはまだ可能性は高いでしょうに。

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