2009年12月10日木曜日

09 Season Review 12 & Off Season Outlook: RP

 ブルペン投手についても今季成績などに関しては、Pitcher of the Yearの記事を参照して頂ければと思います。下に見るとおり、開幕時のブルペン投手が誰1人としてまともに働かなかったという意味では、先発以上にひどいシーズンでした。

(2009年シーズン開幕時ブルペン)
Joel Hanrahan →6月末にパイレーツへトレード
Joe Beimel →7月末にロッキーズへトレード
Mike Hinckley →5月上旬にDFAされ退団
Wil Ledezma →4月末にDFAされ退団
Steven Shell →4月末にDFAされ退団
Julian Tavarez →7月中旬にDFAされ退団
Saul Rivera →5月上旬~8月上旬までの3か月をマイナーで過ごしたもののなんとかメジャーでシーズン終了。しかし、12月初旬に解雇。


[オフ・来季の展望]

(2009年シーズン終了時ブルペン)
Mike MacDougal[Closer]
Tyler Clippard
Jay Bergmann
Sean Burnett(DL)
Ron Villone
Saul Rivera
Zack Segovia
Victor Garate
Marco Estrada

 このうち、VilloneがFA退団し、Riveraは上記の通り解雇(年俸調停対象でしたがDFA濃厚でした)。年俸調停対象がMacDougal、Bergmann、Burnettの3人。その他の投手はまだ年俸調停前。Bergmann、Burnettの2人は1年目で高くないことから、 調停申請していいと思います。難しいのはMacDougal。3年目扱いです(以前2年目と書きましたが間違いのようです)が、解雇前にホワイトソックスが支払った今季年俸が375万ドルと既に高額の上、今季も20セーブ(しかもセーブ失敗がわずか1つ)と一見好成績を残しているため400万ドルを超える年俸となる可能性があります。しかし投球内容が伴っているかと言えば極めて疑わしく、安定感にも欠けます。個人的にはDFAしてしまえばいいのではないかと思っています。

 この現有戦力の中で、来季も安定して力を発揮してくれそうなのはClippardとBurnettくらい。フロントはブルペンの強化をこのオフの課題の1つと表明しており、さっそくウィンターミーティングで動きがありました。ヤンキースからBrian Bruneyを獲得(関連記事)。クローザーを務める可能性もあると言われています。

 もう少し補強する可能性もあるし、ベテラン投手とマイナー契約を結ぶ可能性もあるでしょう。先発枠からはじかれた投手が回ってくる可能性も十分あります(Balester? Stammen? Mock再び?)。スプリングトレーニングでいい競争ができればいいなと思います。

2010開幕予想:
Brian Bruney[CL]
Tyler Clippard
Sean Burnett
Jason Bergmann
Victor Garate
Collin Balester
FAベテラン投手

2 件のコメント:

umadura さんのコメント...

どうも こんにちは いつも楽しく拝見させていただいています

リベラ解雇されてしまったのですね 数年前は この人とラウチ アヤラでNatsのブルペンを支えていただけに功労者がこんな形で去ってしまうのはさみしいです

僕が個人的に好きなチームは Natsの他には KC PIT BAL等です

BAL対WSHのお隣さん同士のワールドシリーズができる日を楽しみに応援しています

↓はメジャーとはあまり関係のない僕の野球関係について書いたくだらないブログなのですが 相互リンクさせていただけませんか?

luislopez.jugem.jp

estoppel さんのコメント...

umaduraさん
返事が遅くなり失礼しました。
リベラはあっさり就職先が見つかったようで
良かったです。
まあ、マイナー契約ですが・・・。
Chad Corderoは元気なんだろうか・・・。

BAL vs WASのワールドシリーズなんて
想像を絶してますね(笑)。