Nationals 11x-10 Cardinals(13) Season 54-74 (W1)
Pitching: Zimmermann, Stammen, Peralta(H2), Clippard(H21), Storen(BS1), Burnett, Batista, Slaten(W4-1)
Hitting: Desmond(4/7 R 3RBI), Zim(2/6 BB 2R RBI), Bernadina(2/6 2R 2RBI), Pudge(2/5 BB R), Gonzalez(2/3 R), Harris(1/4 2BB 2RBI)
HR: Bernadina(9)
(なお、今週からようやくケーブルテレビが映るようになったので、いろいろやりながらですが、大体観戦していました。)
いろんなことのあった試合でした。
TJ手術から復活したJordan Zimmermannの今季初登板。2回に1点を取られたものの、球速も94マイル程度まで出ており、3回までは調子が良く見えました。しかし、Desmondの勝ち越し2点タイムリーなどで3-1と逆転してくれた直後の4回表、先頭のAlbert Pujorsに外高めのストレートをライトスタンドに持って行かれる(通算400号)と、さらに死球を挟んで4連打を浴び、この回4失点。結局4回7安打1四球5失点4奪三振という、残念な復帰戦となってしまいました。4回に入って90マイル前後に球速が落ちてきたところでつかまりました。マイナーでは調整登板ばかりでしたから、スタミナは戻っていないということでしょうか。
今日の試合はそれだけでは終わりませんでした。5回から投げたStammenが2イニングを6人で抑えている間に、カージナルス先発のChris Carpenter(この人も2007年にTJを受けている)を相手に、5回にDunn、6回にMorse、Kennedyがそれぞれ犠牲フライを放って逆転に成功。7回裏にはHarrisが2点タイムリーを放ち、リードは3点となり、今日は勝てるだろうと思ってみていました。しかし、8回にセットアッパーとして登板したClippardが1点を失い(前半戦のような球の伸びがないので空振りが取れなくなっている)、5つのアウトを期待してクローザーのStorenを投入。この回は、見事に期待に応えましたが、9回に落とし穴が待っていました。
9回、先頭のPedro Felizに対して変化球を2球続けて空振り2つで簡単に追い込んだところまでは完璧でした。次の投球。Pudge Rodriguezのミットは外のボール球を要求していました。追いかけてくれれば空振り三振、見逃されれば次に速球勝負する布石になるという意図ははっきりしていたはずでした。しかし、Storenの手を離れた球はストライクゾーンへ行ってしまい、おっつけて打った打球はライト前へのシングル。ここから歯車が狂い、シングル、ダブルと打たれて1点差。三振を1つ奪いましたが、Pujorsを敬遠して迎えた1死満塁でMatt Hollidayに死球を与えて同点に追いつかれてしまいました。代わったSean Burnettも勢いを止めることができずにRandy Winnに勝ち越し2点タイムリーを打たれ、この回だけで4失点(全てStorenの自責点)。Storenはメジャー初のセーブ失敗を記録してしまいました。
しかし、まだ終わらないこの試合。2点を追いかける9回裏1死1塁、クローザーのRyan Franklinから、Roger Bernadinaがライトスタンドに飛び込む9号2ランを放ち同点。10-10のスコアで延長に突入すると、その後はこう着状態となり、迎えた延長13回裏。既にブルペン投手を使いきり、ブルペンではJohn Lannanが投球練習を開始している中で、1死1,3塁のチャンスを作ると、Ian Desmondがセカンドのグラブをはじくタイムリーを打って、サヨナラ勝ち。4時間半という長い試合を制しました。
MVP: Ian Desmond
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