2009年11月29日日曜日
09 Season Review 3 Rookie of the Year
Rookie of the Year 2009: Jordan Zimmermann
残念ながら野手にここで論ずるに足る活躍をした選手は見当たりません。Ian Desmondは印象的な活躍でしたが、9月だけ。Justin Maxwellも5月の昇格機会を活かせず、実質セプテンバーコールアップと同じ(ちなみに、通算打席数は129でぎりぎり来季の新人王資格を残しています)。
一方、投手陣には、新人王資格の基準となる通算50投球回数を今季超えた投手が次の通り7人もいました。 前半のMockとClippard以外は先発投手。Marco Estradaの1試合を加え、ルーキーに95試合、実にシーズンの6割近くの試合の先発を任せなければならなかったというところに、チームの苦しい事情が伝わってきます。リーグ最下位に終わったチーム投手成績も当然と言えば当然です。この中で先発であれ、ブルペンであれ、どれだけが生き残っていけるか分かりませんが、応援したいとは思います。
Craig Stammen
Garret Mock
Jordan Zimmermann
Shairon Martis
J.D. Martin
Ross Detwiler
Tyler Clippard
で、Rookie of the Yearを選ぶわけですが、以下、この7人の個人成績のトップ3を並べてみました。
IP: Stammen(105.2), Mock and Zimmermann(91.1)
W: Maritis and Martin(5), Clippard and Stammen(4)
K: Zimmermann(92), Mock(89), Clippard(72)
ERA: Clippard(2.69), Martin(4.44), Zimmermann(4.63)
WHIP: Clippard(1.13), Stammen(1.29), Zimmermann(1.36)
K/9: Clippard(9.99), Zimmermann(9.07), Mock(7.09)
BB/9: Stammen(2.04), Martin(2.81), Zimmermann(2.86)
HR/9: Detwiler(0.36), Mock(0.89), Zimmermann(0.99)
AVG(被打率): Clippard(.175), Martis(.256), Zimmermann(.269)
GB/FB: Mock(1.49), Stammen(1.47), Zimmermann(1.35) [打球に占めるゴロ比率]
FIP: Zimmermann(3.59), Detwiler(3.86), Mock(4.28) [守備の影響を排除した仮想防御率]
今季のチーム新人王は、Jordan Zimmermannということでご納得頂けるかと思います。勝ち星にこそ恵まれませんでしたが(逆に、勝ち星がいかに運に左右されているかを感じさせます)、その他の全成績でトップ3に名前を連ねるというのは内容が充実していたという証拠。実際の投球を見て感じた「本物」という印象に間違いはありませんでした。ご存知の通り、TJ手術を受けたわけですが、Josh Johnson(FLA)のような復活を遂げてくれることを願わずにはいられません。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿