2008年7月30日水曜日

080729 Phillies (L1-2) :借金30

Nationals 1-2 Phillies Season 38-68 (streak L7)
Pitching: Balester(L1-3), Mock, Manning, Hanrahan
Hitting: None

 打てない打てない。今日もわずか4安打。8回にエラーがらみでランナーを出し、ボテボテのサードゴロの間に1点を取るのがやっと。それが、実に26イニングぶりの得点でした(泣)。
 
 先発のバレスターは6回6安打無四球5奪三振と好投しましたが、3回にチェイス・アトリーに2ランを打たれた2失点で、黒星。リリーフ陣はしっかり抑えました。ハンラハンなんて、クローザーに指名されてから1度もセーブシチュエーションが回ってこないまま(全敗中なので当然ですが)、調整登板となりました(笑)。

 7連敗で借金30。100敗回避には、あと7つしか借金を増やせません・・・。

2008年7月28日月曜日

Luis Atilanoが週間MVP(A+)

 PotomacのLuis Atilano投手がCarolina Leagueの週間MVPを獲得しました。今週2試合に登板して2勝。2試合とも先発で5回を投げて、計10回を無失点、2安打1四球というほとんど完璧な内容での受賞となりました。

 プエルトリコ出身の23歳の右腕。もともとは03年ドラフトの1順目サンドイッチピック(全体35位)で指名されてブレーブスに入団したトッププロスペクトでしたが、評価を下げた上に06年夏にトミー・ジョン手術を受け、その直後ナショナルズにトレードされました(交換相手はDaryle Ward)。
 
 昨シーズンはほぼ全休しましたが、今シーズンは開幕をHagerstownのブルペンで迎え、好投を重ねてPotomacに昇格してきました。スポット的に昇格したHarrisburgでの2試合も含め、先発・ブルペンでいろいろな使いかたを試されながら、19試合の登板(うち10先発)で4勝1敗、防御率2.60という好成績を残しています。

 そして、今月の半ばにPotomacのローテーションに入ってからは、4戦全勝と結果を出し続け、先発投手としての地位を確立したようです。大卒のルーキーと年齢は大差ありませんので、高く評価された能力を発揮し、プロスペクトとして浮上してくるかもしれません。

 ところで、Potomacからは Jordan Zimmermann、Edgardo Baez、Leonard Davis、Marvin Lowranceに続く、今シーズン5人目の週間MVPです。8チームで争っているので、17週目で5人目というのはいいペースです。ただ、ここにRoss Detwilerの名前がないのは寂しいかぎり。なんとか、シーズン閉幕までに復調して欲しいものです。

080727 @LAD (L0-2) :Kershawにメジャー初勝利をプレゼント

Nationals 0-2 Dodgers Season 38-67 (streak L6)
Pitching: Bergmann(L1-8), Manning, Rivera, Ayala
Hitting: Nieves(2/3)

 バーグマンはよく投げたほうでしょう。6安打3四球とランナーを出しながらも、我慢の投球で7回2失点。最後の7回は三者三振で締めましたので、ベンチの印象も良かったはずです。8月以降も先発ローテで投げさせたいです。リリーフ陣も残りを0点で抑えました。

 しかし、打てない。5安打を放ったものの、四球はわずか1つ。併殺打を3本も打ってしまい、三塁も踏めないまま、今シーズン15度目、ここ4試合で3度目の完封負けを喫してしまいました。ジマーマンが復帰してから、ジマーマンが離脱する前の4,5月のように、打線がチャンスで打てない(チャンスじゃなくても打てない)に戻ったような印象がします。

 気がします、なんて言ってないで、ジマーマンが戦列に復帰してからのこの6試合の数字を見てみました。いうまでもなく、6戦全敗。この間、ジマーマン自身は打率.304とまずまず打っていますが、チーム打率.197、1試合平均1.5得点と全く打てません。その前の6試合はというと、3勝3敗、1試合平均7点を少し上回る得点でした(泣)。さらに、この6連敗中の失点が最多でも6点だったことを思うと、ひどく悲しくなります。もっと長いスパンで見て見ましたが、開幕からジマーマン離脱(5/25)までのチーム打率は.234でしたが、それ以降復帰までの間は.252でした(当然ジマーマン入りのチーム打率はこの6試合で更に下がります)。まさか、ジマーマンが打線低調の原因だなんて思いたくありませんが、何かあるのでしょうか・・・。偶然だよね。

 ところで、ドジャーズのクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)は、先発10戦目にしてメジャー初勝利です。おめでとうございました(笑)。

2008年7月27日日曜日

ドラ2のHoodがプロデビュー、Smoker 復調 (Rk)

 ドラフト2順目のDestin Hood(18歳)が、GCL Nationals(Rk)の一員として、26日の試合でプロデビューしました。6回に代打で登場し、ヒットを放ち、盗塁を決め、次のEsmailyn Gonzalezのタイムリーで生還しました。続く7回にもやはり全く同じ展開でホームを踏みました。結果は2打数2安打2得点2盗塁と、上々のデビュー戦でした。

 そして、同じ試合では、もう2つ嬉しい話題がありました。1つは、Elijah Dukesがリハビリとしての実戦に戻ってきたこと(結果は2打数凡退で、代打に出たのがHoodでした)。

 もう1つは、07年のドラフト1順目(サンドイッチピック)のJosh Smoker(19歳)が、6回を1安打1四球無失点に抑えたことです。Hagerstown(A)で5試合に登板したものの、激しく打ち込まれて降格。その後、約1か月登板がなかったため心配していたのですが、先日のGCL初登板を4回途中までとはいえ無失点で切り抜け、今回は見事に、今シーズン初勝利を記録しました。焦ることは全くないので、しっかりと育ってください。

080726 @LAD (L0-6) :Guzmanまでケガ・・

Nationals 0-6 Dodgers Season 38-66 (streak L5)
Pitching: Perez(L3-8), Mock, Shell, Colome
Hitting: None

 デレク・ローの前に8回までわずか1安打、1四球のみ。ランナーが出たのが4回のみで後の7イニングはすべて三者凡退・・・。ため息しかでません。

 オダリス・ペレスは全くダメ。ストライクは投げられますが、打ち頃の球ばかりのようでした。これでは、7月末でのDFAが現実味を帯びてきます。ブルペンは、4回を0封と、ちょっとだけ明るい兆しもありました。モックがブルペン初登板を無難にこなしました。また、シェルは2回を無失点に抑え、防御率を1点台まで下げました。すっかり定着しましたね。

 ところで、またケガの話題。主力メンバーでただ1人開幕から離脱せず活躍を続け、オールスターにも選ばれたクリスチャン・グズマン(Cristian Guzman)が左手親指の故障のため数試合欠場することになりました。DL入りの可能性は低いとのことですが、ジマーマンの時もそんなこと言ってたし、契約延長したばかりでもあり、無理はさせないかもしれません・・・・。せめて、最多安打のタイトル争いくらいが今シーズンの成績での楽しみなので、出場して欲しいのですが。それにしても、またしてもケガです。何かの呪いではないでしょうか・・・。

2008年7月26日土曜日

080723-25 (L3)

7/23 @SF
Nationals 4-6 Giants Season 38-63 (streak L2)
Pitching: Balester, Shell(H1), Manning(H3), Rivera(H11), Ayala(BS4 L1-6)
Hitting: Zimmerman(3/5), Harris(2/5), Langerhans(2/3 1BB 2R), Lo Duca(2/4)
HR: Flores(6)

 コリン・バレスターの4戦目。5回3失点。初回こそ乱れたもののまずまずの投球でした。投球数はまだ74球でしたが、勝ち越しのチャンスで打席が回ったために代打を送られました。その代打エストラーダが勝ち越しタイムリーを放って、勝ち投手の権利を得たまま交代。6、7回はブルペンが頑張り、2勝目への期待が高まりましたが、8回にアヤラがつかまってあっさり逆転を許してしまいました。打線は結構打ちました。ハリスの好調は続きます。


7/24 @SF
Nationals 0-1 Giants Season 38-64 (streak L3)
Pitching: Redding(L7-5)
Hitting: None

 好投のレディングを援護できなかった打線には大喝です。頑張ってきたレディングがとうとう先制された後の最終回、1,2番にチーム3、4本目のヒットが出て1死2,3塁と、この試合初めてのチャンスらしいチャンスを迎えました。しかし、ここでジマーマンが浅いライトフライに倒れ、カーンズも凡退。マット・ケインの前に完封を喫しました。8回を7安打無四球、8回裏の1失点のみ。97球完投。負け投手。かわいそうなレディングに、かける言葉もありません。トレード期限前に移籍の可能性も囁かれるレディングですが、昨シーズンは1人もなかった二桁勝利への可能性がある数少ない(他には6勝のラナンくらい)投手であり、今日の好投を見るにつけても、来シーズンもナショナルズのローテーションに欲しなあと思う投手です。


7/25 @LAD
Nationals 2-3 Dodgers Season 38-65 (streak L4)
Pitching: Lannan(L6-10), Hanrahan
Hitting: Kearns(2/4), Lo Duca(1/3 1BB 1R)

 ラナンは、7回まで投げ切り、6安打3失点、今シーズン17度目のクオリティスタートでしたが、報われませんでした。5回まではわずか2安打無失点と素晴らしい内容でしたが、6回だけ乱れてしまいました。無死満塁のピンチを招き、ノマー・ガルシアパーラの逆転タイムリーなどで3点を失ってしまいました。打線は、チャド・ビリングズリーの前に、わずか5安打。3回にハリスの犠牲フライで先制したものの後が続かず、8回はジマーマンの幸運なブループシングルで1点を返したものの、追撃はそこまででした。

 
 勝てそうな気がしません・・・。4連敗で、パドレスに抜かれて勝率30位に転落。そして100敗ペースです。

2008年7月25日金曜日

Milledge→Activated、Estrada→DFA

 6月28日から離脱していたラスティングス・ミレッジ(Lastings Milledge)がDLから復帰。カーンズ、ジマーマンに続いて、ようやく本来の打線の中心選手が戻ってきました。守備は、センターに入ります。ここしばらく1番センターで起用され好調だったハリスがレフトに移り、やはり密かに好調だったランガーハンスは出場機会を失うことになります。この辺り、なかなか上手く歯車が回ってくれません・・・。

 ロースターから外れたのは、やはりジョニー・エストラーダ(Johnny Estrada)でした。DFAとなり、本人がマイナー行きの意思はないとしているので、退団が決定的となりました。ケガもあり、全く戦力となりませんでしたので、仕方のない結果でしょう。なお、25人ロースターに捕手4人という異常事態は、これで解消されました。

Johnny Estrada (08 season for Nationals)
23G 53AB 0R 0HR 4RBI .170AVE .200OBS .170SLG

Roger Bernadina の奮闘(AAA)

 6月末に期待を受けてメジャー初昇格を果たしたものの、打率.125と低迷し、得意の盗塁を1つも成功させることもできず、わずか2週間で失意の降格となったRoger Bernadina(降格時の記事)。

 しかし、AAAに行ってからの10試合で、打率.444、6盗塁と素晴らしい成績を残しています。四球もそこそこ選び、ホームランも1本放っており、出塁率.524、長打率.667 と文句の付けようのない数字です。わずか10試合で6盗塁(しかも失敗0)という暴れっぷりをみるにつけ、降格の悔しさをバネに奮闘しているぶつけているようで、改めて応援したくなりました。

 そして、もう1人の将来のスピードスター、トレードでやってきたEmilio BonifacioがColumbusで初出場(1番Bonifacio、2番Bernadinaという打順)。こちらも、5打数2安打と上々のデビューを飾りました。

2008年7月24日木曜日

Emilio Bonifacio acquired via Trade


 ジョン・ラウチ(Jon Rauch)とのトレードでEmilio Bonifacio二塁手をDバックスから獲得しました。

 昨冬のBAによるプロスペクトランキングでは、Dバックスの6位、しかもその後ダン・ハーレンのトレードで上位選手が移籍したので、開幕時では4位のトッププロスペクトです(年初に公表されたBPのランクでは8位)。一部ではナショナルズが損をしたトレードという評価もありますが、完全再建モードに入っている以上、楽しみな選手を獲得できたと喜んでいます。

 全球団の全選手で一番ではないかと評価されている走力が最大のセールスポイント。実質5年のマイナーリーグで229盗塁(成功率78%)を記録しています。ただ、AAAでは成功率を少し落とした(68%)なので、もう少し盗塁術を磨く必要はあるかもしれません。また、足を活かした広い守備範囲と強肩で、守備も高い評価を得ています。難点は打撃。長打はほとんど期待できません。スイッチヒッターで右左とも同程度に打て、内野安打の多さもあって打率はかなり高い数字を残していますが、四球が少なく出塁率には物足りなさが残ります。潜在的には、リードオフを任せたい選手ですが、三振も多いので、もう少し選球眼を身に付ける必要があるでしょう。

 ドミニカ共和国出身。01年に若干16歳でDバックスと契約。03年シーズンからプレーを始め、順調にステップアップし、昨年9月にはメジャーデビューを果たしました。今シーズンはAAAで開幕を迎え、打率3割を超える成績を残し、7月上旬にコールアップされていました。

(Carrier Stats in Arizona Minor League Affiliates)
Year(Age) Level G AB R HR RBI BB K AVE OBP SLG SB
2003 (18) Rk 54 146 20 0 16 18 43 .190 .287 .219 15
2004 (19) A 120 411 59 1 37 25 122 .260 .303 .319 40
2005 (20) A 127 522 81 1 44 56 90 .270 .341 .330 55

2006 (21) A+

130 546 117 7 50 44 104 .321 .375 .449 61
2007 (22) AA 132 551 84 2 40 38 105 .285 .333 .352 41
2008 (23) AAA 85 367 49 1 29 27 64 .302 .348 .387 17

 ナショナルズに移籍して、まずはAAAに送られましたが、9月までにはメジャーに昇格すると見込まれており、来シーズンは、1番セカンドのレギュラーとして開幕を迎えることが期待されています。

 Dバックスでメジャーに昇格した際には、パートタイムに限られたためか、数字を残すことはできませんでしたが、上の成績を見ても分かるとおり、どのレベルでもコンスタントに好成績を残してきています。驚くべきことに、4シーズン連続でそれぞれのリーグのオールスターに選出され続けています(今シーズンは、AAAのオールスターとFutures Game(Worldチーム)の両方に選出)。パートタイム的ではなく思い切って使ってやれば結果は付いてくるのではないかと期待しています(期待しすぎかなあ・・・)。

2008年7月23日水曜日

Craig Stammen→AAA

 つい先日週間MVPを獲得したことを紹介したCraig Stammen投手がAAからAAAに昇格しました。今シーズンはA+のブルペンで開幕を迎えましたが、チャンスをつかんで結果を残し、先発投手として定着しました。今回、メジャーに昇格したGarret Mockに代わりColumbusのローテーションに入ります。

05年のドラフト12巡目で入団した24歳。昨シーズンまでは防御率4点台の平凡な投手でしたが、突然のブレークに驚いています。さすがにメジャーに上げるのは早過ぎると思いますので、今シーズンの残りはしっかりAAAで投げて、実力を知らしめてくれれば十分です。

Craing Stammen(08 season for Harrisburg(AA))
6G 38.1IP 3W 1L 11BB 31K 1.64ERA 0.86WHIP

Cristian Guzmanと契約延長(2年1600万ドル)


 今シーズン終了後にFAとなることになっていたクリスチャン・グズマン(Cristian Guzman)遊撃手と2年の契約延長で合意しました。2年1600万ドル。

 1年800万ドルという数字は、かなり大きいように見えますが、今シーズンの成績からするとFA市場に出れば総額1600万ドルを超える金額が付く可能性はあったと思います。球団側としては、グズマンとは2004年のオフに4年1680万ドルの契約を結んだものの最初の3年間は全く機能せず、失敗契約の代表のように言われてきたという苦い経験もあることから、3年以上の長期契約は結びたくなかったと思われます。グズマン側も、この辺りの事情は理解してくれていたようです。油の乗り切った30歳、キャリア最高のシーズンを送っており、FAに打って出て長期契約を結ぶという選択肢もあったはずですが、残留を前提に交渉のテーブルに座り、契約年数については2年で折り合ってくれました。単年の年俸は交渉過程で多少上がったとはいえ、今年のような活躍を見せてくれれば、年俸800万ドルでも高くはないと思います。

 ナショナルズのマイナーを見渡してみると、将来のショートとしてはIan DesmondEsmailyn Gonzalezといった楽しみなプロスペクトがいます。いずれもまだ若く、まだまだ昇格には時間がかかると見られていますが、グズマンとの契約が切れる前に押しのけてくれることを期待します。

Garret Mock→Nats

 ジョン・ラウチとのトレードでやってきたEmilio BonifacioがColumbus(AAA)に合流し、代わってギャレット・モック(Garret Mock)が昇格しました。

 過去2回の昇格とは異なり、スポットスタート要員ではなく、当面はブルペンで起用し、いずれは先発させるとのことです。当面というのがいつまでを指すのかは不明ですが、普通に考えれば、7月末までにオダリス・ペレスかレディングを放出し、空いたスポットをモックが埋めるという形かと思います。問題は、このトレードが上手くいくかどうか。引き続き、Bowden GMの腕の見せ所です。上手くいかない場合は、ペレスをDFAするか、結果の出せないバーグマンを再びマイナーに送るかブルペンに回す、ということも選択肢かと思います。いずれにせよ、モックは先発投手として育てたいところです。

Jon Rauch→Traded to Arizona


 ナショナルズのクローザーを務めてきたジョン・ラウチ(Jon Rauch)投手がダイヤモンドバックスへトレードされました。フラッグディールトレードの第1弾です。

 セットアッパーとして過去2シーズンにわたり活躍した(計173試合登板はメジャー最多)後、今シーズンはチャド・コルデロの離脱したブルペンでクローザーを立派に務めてきました。この実績が評価されての移籍となります。交換要員は、23歳のEmilio Bonifacio二塁手(彼については後ほど別記事を書きます)。
 
 思えば、このブログの最初のニュース記事が、ラウチとの契約延長でした(こちら)ので、ちょっとさみしい気もします。でも、今シーズンはもちろん、在籍した約4年間ずっとチームに大きく貢献し、そして最後にプロスペクトを残して去っていってくれましたので、感謝しながら見送ります。ありがとう、さよなら!

 Dバックスでは、クローザーにはやや安定感に欠けるとはいえ20セーブを記録しているブランドン・ライオン(Brandon Lyon)がいるために、セットアッパーに戻るようです。登板過多からの故障だけが心配ですが、ケガなく活躍されることを願っています。

Jon Rauch (08 season with Nationals)
48G 48.1IP 4W 2L 17S 7BB 44K 2.98ERA 1.01WHIP
 
 それにしても、巨人でした。写真は今シーズン開幕戦の選手紹介の時のもののようです。遠近法のためだけでなく、明らかに巨大なのがわかると思います。

080722 @SF (L3-6) :ジマーマン戦列復帰

"ジマーマン復帰も、バーグマンがぴりっとせず敗戦"

Nationals 3-6 Giants Season 38-62 (streak L1)
Pitching: Bergmann(L1-7), Colome, Manning, Rivera
Hitting: Harris(2/5 1R 1RBI), Lo Duca(2/4 2RBI), Zimmerman(1/3 2BB)
HR: Harris(7)

 ようやくライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)がDLから復帰してきました。約2か月、つまりシーズンの1/3を失いましたが、残りシーズン、数字はともかく存在感のある活躍を期待しています。復帰初戦でさっそく1安打、四球も2つと順調な滑り出しとなりました。

 代わってDL入りは、予定通りドミトリー・ヤング(Dmitri Young)。糖尿病の治療に当面は専念するようで、復帰時期は未定です。ジョンソン、アーロン・ブーン、そしてヤング、そろってDL入りとなり、遂に一塁手がいなくなってしまいました。今日はベリヤードが守っていましたが、基本的にロデューカが務めるようです・・・。お笑いです。

 試合のほうは、先発のジェイ・バーグマンが3発のホームラン(うち2発は初回)を浴びるなど、残念な投球で、終始後手後手に回る展開で、あっさり敗れました。それにしても、ウィリー・ハリス(Willie Harris)の好調は続きます。

2008年7月22日火曜日

Willie Harrisが週間MVP(MLB)

 先週の週間MVPにウィリー・ハリス(Willie Harris)が選ばれました。オールスターがあり、わずか3試合だけの成績で判断するのもどうかという気はしますが、打率.583 (7-for-12) 、5得点、リーグトップの7打点と大活躍。二塁打、三塁打、本塁打を各1本ずつ放ち、出塁率.688、長打率1.083と、確かに瞬間最大風速としてはかなりの数字を記録しました。
 
 それにしても、まさか、今シーズンのナショナルズ初の週間MVP受賞者がハリスになろうとは、予想もしませんでした。むろん、自身初の週間MVPの受賞です。シーズン中にもう1人くらいは週間MVPに選ばれてほしいなあ。月間のほうは、せめて候補に名前が挙がってくれれば、十分なのですが・・・。

2008年7月20日日曜日

080720 @ATL (W15-6)


"シーズンハイの17安打15得点で大勝、久しぶりの連勝"

Nationals 15-6 Braves Season 38-61 (streak W2)

Pitching: Perez(W3-7), Shell, Manning, Hanrahan, Colome
Hitting: Harris(2/3 3BB 1R 5RBI), Flores(5/6 2R 2RBI), Kearns(3/5 1BB 5R 1RBI), Lopez(3/4 1BB 3R 3RBI)
HR: Harris(6), Kearns(5)

 先発のペレスはピリッとしませんでしたが、それを補って余りある打線の爆発でした。不思議なもので今日はグズマンが5打数無安打だったのですが、ほかはよく打ちました。フローレスの5安打というのは、無論キャリア初。カーンズ、ロペスも大当たりでした。

 そんな中、今日も主役はウィリー・ハリス(Willie Harris)。6打席中5打席で出塁というのは、フローレスと同じ。しかし、打点5。しかも、2回の2点タイムリー、3回の押し出し四球、4回の2ラン本塁打、全て2死からの打点でした。特に、2回は1点返して同点としてなお無死満塁が2死満塁となってしまっていた場面だっただけに、あの1打がなければ試合の流れはどうなっていたか分りません。そういう意味でも、まさに殊勲の1打でした。2日連続でMVPはハリスにあげます。

 それにしても、今日の試合の主審はひどかった。ブレーブスのコックス監督は判定に抗議して退場になりましたが、確かに、えっ、と思うようなストライク・ボールの判定が目につきました。ペレスも苦しめられながらしのいでいましたが、アトランタ投手陣にとってはクリティカルな場面(上記のハリスの押し出し然り)での疑問の判定があり、ファンもフラストレーションがたまったことでしょう。

MVP: Willie Harris

Ryan Zimmermanが復帰へ!

 5月25日以来DL入りしている我らがライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)三塁手が、来週火曜日にも復帰の見通しとなりました。先週からマイナーの試合で調整していることは既に記事にしましたが、順調に成績を残しており、思ったより早く復帰できることとなりそうです。シーズン終了となる手術が必要かもしれない、といった悲観的な観測もありましたが、好運にも外れてくれました。

 とはいえ、復帰が早まった直接の理由は、ドミトリー・ヤング(Dmitri Young)が、糖尿病治療のため離脱せざるを得なくなったこと。また、新たな(といっても再びですが)DL入りです・・・。ヤングの復帰時期は全く未定です。

 ところで、6月28日以来DL入りしているラスティングス・ミレッジ(Lastings Milledge)が、マイナーの試合に登場することになりました。ミレッジの選手としての価値は、かなり微妙な位置になりつつあるので、しっかり調整してから上で活躍してくれることを願います。

080719 @ATL (W8-2)


"ハリス以下、打線が機能し、ラナンに6勝目"

Nationals 8-2 Braves Season 37-61 (streak W1)

Pitching: Lannan(W6-9), Rivera, Ayala, Rauch
Hitting: Harris(3/5 3R 2RBI 1SB), Guzman(2/4 1R 3RBI), Lo Duca(2/5 1R 2RBI) , Kearns(2/4 1RBI), Langerhans(2/3 1BB 2R)

 何度も書いてきましたが、ジョン・ラナン(John Lannan)へのラン・サポートは2点台で、メジャー全体でも断トツに低い数字です。しかし、今日の打線はちょっと違いました。新人ではトップの9勝を上げているジェア・ジャージェンス(Jair Jurrjens)以下のアトランタ投手陣に対して、計14安打とよく打ちました。特に1番から4番までの4人がそろってマルチ安打という働きで、本当に珍しく打線として機能してくれました。

 特にウィリー・ハリス(Willie Harris)は、三塁打を含む3安打を放ち、3度生還し、2打点。さらに、盗塁も決め、また、4回裏2死満塁の場面で、左中間への大飛球を走って走って捕ってくれました(最終回最後の打球もダイビングキャッチ!:今日の写真)。オールスターブレークを挟むここ5試合を1番センターとして出場し、そのうち4試合でマルチヒットを記録し、すっかり定着しつつ感があります。

 序盤に3点のリードをもらえば、ラナンなら大丈夫です。あまり調子そのものはよくなかったようで、7安打3四球とランナーは出しましたが、上述のハリスの守備にも助けられながら、要所要所を締める落ち着いた投球ができ、自責点は1。防御率は3.29まで下がりました。このピッチャーは実に安定感があります。まだまだ黒星が先行していますが、何とか10勝まで届かせてやりたいです。

MVP: Willie Harris

2008年7月19日土曜日

080718 @ATL (L6-7) :後半戦、黒星スタート

 試合前、左肩手術のため、ウィリー・モ・ペーニャ(Wily Mo Pena)がDL入り。代わってDLから復帰したのが、ジョニー・エストラーダ(Johnny Estrada)。これで、フローレス、ニエベス、ロデューカに加えて、4人目の捕手が25人ロースターに登録されました。はぁ?っていう感じです。基本的に打者として期待しているというフロントのコメントがでしたが、今日の試合は先発マスクでした。とはいえ、あっさり2盗塁を決められ、打撃も5番だったのに、4打席凡退に終わりました。

 完全に浮いているので、何とかトレードに出したいところですが、この調子では・・・。引き取り手がなければ解雇されるでしょう。というか、早く解雇して、若手の野手を試してほしいというのが切なる願いです。

Nationals 6-7 Braves Season 36-61 (streak L3)
Pitching: Redding(L7-4), Bergmann, Manning
Hitting: Harris(2/4 1BB 1R), Langerhans(2/4 2R 1RBI), Lo Duca(1/5 2RBI 1SB)

 今日の試合は、レディングが、今シーズン最悪というべき内容で、4回までに6点を失ってしまいました。その後打線がこつこつと追い上げましたが、結局あと1歩届かず。後半戦は、黒星スタートとなってしまいました。

 まあ、今シーズンは完全に捨てていますので、今シーズンの成績は、もういいです。何とか将来につながるような選手起用を楽しみにしたいところです。そうはいっても、(現在のペースでは実現してしまう)30球団最低勝率と100敗、の2つは何とか回避してほしいと思って応援していきます。

2008年7月18日金曜日

ドラフト2順目のDestin Hoodと契約


 難航していたドラフト上位指名者との交渉ですが、ようやく1つまとまりました!

 ドラフト2順目(全体55位)のDestin Hood外野手。高校生で、アメフトの選手としても有能で、アラバマ大学から奨学金を提示されていましたが、野球選手の道を選んでくれました。契約金は、指名順にしては少しだけ高くなりましたが、まあいいです。一安心しました。

 まずは、フロリダのGCL Nationalsに送られるようです。将来は、中軸を打てる強打の外野手(センターというよりは両翼タイプ)として、育ってくれることが期待されています。

 トリビア的知識としては、高校の先輩に、昨シーズンのサイ・ヤング投手、PadresのJake Peavyがいます。
 
 それにしても、Hoodといえば、「牛乳」を思い出すのは私だけでしょうか・・・。

2008年7月17日木曜日

AAA、AAのオールスター

 AAAオールスターに、Columbusから唯一人参加したGarret Mockでしたが、2点リードで迎えた9回表のマウンドにも上がらせてもらえず、このまま出番なしかと思われました。ところが、チームが1死しかとれないうちに4点を奪われて逆転を許し、なお1,2塁の場面で予定になかったであろう出番が回ってきました。せっかくの出番でしたが、最初の打者に2点タイムリー二塁打を打たれてしまいました。後続は断ち、2/3回を1安打無失点という記録が残りましたが、あの2点がなければ勝星が転がり込んでくるところだったのに、残念でした。

 Eastern League (AA)のオールスターも同じく今日開催されました。Harrisburgからは3人が選出されていました。期待していたMike Danielが8番ライトでフル出場し、3打数1安打1四球というまずまずの活躍。投手では、Bobbie Brownlieが2番手で1回を投げ、三者凡退に抑えました。チームも敗れましたし、MVPとはいきませんでしたが、2人ともしっかりプレーしてくれたと思います。なお、Jordan Zimmermann投手は、直前のゲームで投げていたため登板機会は与えられませんでした。

2008年7月15日火曜日

Ryan Zimmermanがマイナーの試合でプレー/08 MLB ALL STAR

 5月25日にDL入りして以来、戦列を離れているライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)が、復帰に向けてマイナーの試合でのプレーを始めました。14日のPotomac(A+)の試合でDHとして実戦復帰し、5打数2安打(2二塁打)。翌15日も5打数1安打と、順調にプレーできているようです。この後、Columbus(AAA)に合流し、守備も含めて、さらに調整を進めるようです。7月中には復帰できる可能性が高まってきました。

 ヤンキースタジアムでMLBのオールスターが開かれている裏で、このようなニュースを書かなければならないというのは、一抹の寂しさを覚えます・・・。


(追記)

 で、そのオールスターですが、なかなかの好試合だったようです(全く映像は見ていませんが・・・)。マット・ホリデー(Matt Holiday)の先制ソロなどでナ・リーグが逃げ、ア・リーグが追いつくという展開で3-3のまま延長に突入。ア・リーグは最後の投手となるスコット・カズミアー(Scott Kasmir)を投入し、もうあとがなくなった延長15回裏、1死満塁から、マイケル・ヤング(Michael Young)が犠牲フライを放ちサヨナラ勝ちをおさめました。ナ・リーグも延長10回の無死満塁をアーロン・クック(Aaron Cook)が0点でしのぎきるなど、よく粘りましたが、今年もア・リーグが勝ちました(これで引き分けを挟み11連勝!)。
 
 MVPは7回裏2死から同点2ランを放つなど、4打数2安打1四球のJ.D.ドリュー(J.D. Drew)。最後のヤンキースタジアムでのオールスターはレッドソックスの選手がMVPとなりました。

Craig Stammenが週間MVP (AA)

 Harrisburg(AA)のCraig Stammen投手がEastern Leagueの週間MVPに選ばれました。A+でスタートしたシーズン、A+でオールスターに選ばれるほど活躍して(昇格したために出場はしませんでしたが)、AAに昇格してきてからも5試合で1.67ERA、0.90WHIPという素晴らしい投球を続けています。

 中でも、この1週間は、2試合14回を投げてわずか1失点、12奪三振で2勝を上げ、見事に週間MVPを獲得しました。

Futures Game

080713 World Futures 3-0 U.S. Futures

 オールスターブレークの行事の最初を飾ったのは、マイナー選手たちによるFutures Game。ナッツからは、既報の通り、Shairon Martis投手が出場しました。

 3-0とリードした9回に、9番手で登板。先頭打者に二塁打を打たれましたが、そのあとは1四球を出しながら無失点に抑えて、Worldチームの勝利に貢献。セーブが付きました。これを経験として、もっともっと飛躍してください!

 なお、試合のMVPは2ランを含む2打数2安打と活躍した、Che-Hsuan Lin (林哲瑄)。台湾出身でレッドソックス傘下のGreenville(A)に所属する19歳の外野手です。これも楽しみな選手ですね。

080712-13 (2L) :30球団最低勝率でASブレイクへ

 試合経過を詳しく書く気にはなれません。オールスター前最後の2試合を連敗し、シーズン最多の借金24として前半戦を終了しました。もちろん、全30球団の最低勝率。ナショナルズがワシントンに移転してきてからの最多借金(それまでは06年シーズンの22)を更新してしまいました。

7/12 Nationals 4-6 Astros Season 36-59 (streak L1)
Pitching: Balester(L1-2), Colome, Rivera, Hanrahan
Hitting: Harris(2/4 2R 1RBI), Belliard(2/4 1R), Lo Duca(2/4 1R), Flores(1/3 2RBI)

7/13 Nationals 0-5 Astros Season 36-60 (streak L2)
Pitching: Perez(L2-7), Manning, Colome, Ayala, Rauch
Hitting: None


 フラッグディール、セプテンバーコールアップ(9月を待たずに始まるでしょうが)といった将来に向けた話題だけが楽しみです。

 しかし、ここでも暗い話題が入ってきました。今年のドラフト選手との契約に関しては、順調とは言い難い状況です。上位指名5選手とは誰1人契約に至っていません。こんな状態は、30球団でナショナルズだけ。理由は明快で、契約金の額について金銭的に折り合っていないことです。特に、Destin Hood外野手(2順目)、Adrian Nieto捕手(5順目)の両高校生については、かなり後ろ向きな報道が出ています。また、Danny Espinosa 遊撃手(3順目)はボラスがアドバイザーについてしまっています。状況はかなり厳しく、オーナーが要求額について「ばかげた(ridicurous)」という表現を用いたことで騒ぎになっていました。昨年、6順目で指名したJack McGeary投手に180万ドルという、2順目や3順目指名に相当する巨額なボーナスを与えたことで、(昨年のドラフトが成功と評されることになった1つの理由なわけですが、皮肉なことに)今年指名された選手が交渉材料に使っているというような報道もあります・・・。

 ウィリー・モー・ペーニャ(Wily Mo Pena)が左肩を手術するためにシーズンアウト、といったニュースが入ってきましたが、もはやどうでもいい選手です。 

2008年7月12日土曜日

080711 Astro (W10-0): 完勝! 


Nationals 10-0 Astros Season 36-58 (streak W1)

Pitching: Redding(W7-3), Shell(S1)
Hitting: Belliard(3/4 2R 5RBI), Guzman(3/5 3R), Kearns(2/2 2BB 2R 3RBI), Flores(2/4 2R 2RBI), Harris(2/4 1BB)
HR: Belliard 2(8,9), Kearns(4)

 相手先発のロイ・オズワルトが故障のため1回を投げただけで降板したというアクシデントがあったにせよ、12安打10点と打線が大いに仕事をしてくれました。特に、ロニー・ベリヤード(Ronnie Belliard)は、2本のホームランを含む3安打で5打点という大活躍を見せてくれましたし、カーンズもDLから復帰後の第1号を含めよく打ち、またよく歩きました。そしてグズマンは、いつものようにしっかりヒットを放って出塁し、フローレスはチャンスで打ってくれました。

 投手も素晴らしい仕事でした。先発のティム・レディング(Tim Redding)が6回を7安打されながらも無四球6奪三振で無失点で終え、実に2か月9登板ぶりの白星(その間黒星もなかったが)をあげました。7回以降の残る3回は、スティーブン・シェル(Steven Shell)が2本のヒットのみに抑えて、メジャー初セーブを記録。シェルは、防御率も2.35まで下げており、ベンチからの信頼を得つつあるようです。特に、レディングの投球は、素晴らしい内容でした。

 投打ともに良かったという意味では、今シーズンのベストの試合だと思います。
MVP: Ronnie Belliard

Bernadina→AAA等 /080710 D-Backs (L5-7 (11))

 ここ数日のロースタームーブ。

Roger Bernnadina→AAA
Aaron Boone→DL
Ryan Langerhans→Nats
Pete Orr→Nats

 残念ながら、Roger Bernadinaのメジャー初挑戦は完全な失敗のまま終わってしまいました。昇格当初は1番センターで起用されましたが、結果を残せず、下位に回りましたが状況はあまり改善せず、8番打者として先発した10日の試合でも5打数凡退に終わり、試合後マイナー行きが通告されました。長打なしはともかくとしても、四球なし、盗塁なしは、マイナーでの成績からは想像できませんでした。まだ早かったと思いたいです。いつかまたチャンスはあるでしょうから、AAAで(それでもAAからは昇格)しっかり成績を残してきてください。

Roger Bernadina (for Washington)
40AB .125/.125/.125 2R 0HR 0RBI 12SO 0BB 0SB(2CS)

 Aaron Booneは左ひざの痛みのためDL入り。打率.258とリザーブの選手としてはよくやってくれていました。11日の試合ではDmitri Youngが背中の痛みを訴えて途中退場しましたので、1塁手も苦しくなってきました・・・・。

 代わってもはやAAAA選手と呼ばれそうなベテラン2人が再昇格。Ryan Langerhansは、打てないために6月21日に降格された後、AAAでは打率.319としっかり打っていました。Pete Orrに至っては、7月1日の降格後は打率.333と当たっていました。なんで、メジャーだと打てないんでしょうね・・・。2人ともセンターを守れるのですが、11日の試合はWillie Harrisが守ってました。ユーティリティもここまで来ると、あっぱれです。ちなみに、Orrは(AAのMatt Rogelstadとともに)カナダのオリンピック・ナショナルチームに選ばれました。出るのかなあ。

7/10 Nationals 5-7 D-Backs Season 35-58 (streak L1)
Piching: Bergmann, Manning, Colome, Rauch, Ayala(L1-5)
Batting: Guzman(3/5 1R), Kearns(1/4 1BB 3RBI)

 9回裏2点差を追いつき、10回裏には3点差を追いつく粘りを見せましたが、11回表に取られた2点は返せず、力尽きました。なんとも言葉を失う負けっぷりです。7回2失点と好投のバーグマンと、3打点を挙げたカーンズのわずかな復調が、数少ない良い面でした。

2008年7月10日木曜日

080708-09 (1W1L):ラナンの快投で連敗は6でストップ

7/8 Nationals 0-2 D-backs Season 34-57 (streak L6)
Pitching: Perez, Shell, Rivera, Hanrahan
Hitting: Young(2/3 1BB), Kearns(2/4)

 ペレスは不可解なボークの判定に抗議して退場となり、2つのエラーがともに失点に結びつき、4投手計で、被安打4、自責点0ながら、投手陣がブランドン・ウェッブ(Brandon Webb)以下の前に沈黙し、最悪の展開での完封負け。ウェッブにリーグトップの13勝目をプレゼントしてしまいました。



7/9 Nationals 5-0 D-Backs Season 35-57 (streak W1)
Piching: Lannan(W5-9), Hanrahan, Ayala, Rauch
Batting: Casto(2/3 1BB 1R 2RBI 1SB), Young(2/3 1BB 2R), Flores(1/1 1R 3RBI)
HR: Flores(5)

 ジョン・ラナン(John Lannan)に5月18日以来の白星が付きました。今シーズン、前回登板までのラナンのラン・サポートはなんと2.43というもちろんメジャーでも圧倒的に低い数字でした。特に、勝ち星がつかなかった過去8回の登板では、1.37というありえない数字。その間の防御率は3.84でしたから0勝5敗というのは気の毒でした(ちなみに、レディングは、5月19日以降の9登板で全て5回以上投げているのに、ずっと勝ち負けつかないという珍しいことになっています)。

 迎えた今日の登板。点を取ってくれないなら、というわけではないでしょうが、6回まで1点も与えませんでした。2安打3四球、3つの併殺打を打たせて、2塁さえ踏ませませんでした。

 そんなラナンに打者も応え、6回2死1,2塁からコーリー・カスト(Kory Casto)がライトの頭上を破るタイムリーを打つと、ラナンの代打ヘスス・フローレス(Jesus Flores)が勝負を決定づける3ランを放ちました。カストは、デュークスのまさかの離脱で得たチャンスを生かし、2回には先制の押し出し四球も選ぶ殊勲です。フローレスは、7月に入って打率1割台というスランプに陥っていましたが、勝負強さは健在で、これでシーズン33打点とし、ミレッジを抜いてチーム打点王となりました(レベルは低いですが・・・)。

 久しぶりの勝利で選ぶ、今日のMVPは、フローレス、カストとも迷いましたが、この2か月間の不運の分も合わせて、やはりここはラナンとします。

MVP: John Lannan

Leonard Davis→AAA(昇格)

 Leonard Davis三塁手がColumbus(AAA)に昇格となりました。わずか10日前にAAに昇格したばかりでしたが、この間何と41打席で.488/.553/.805、4本塁打、10打点という驚異的な成績を残し、早々の昇格を決めました。いやはや、マイナーのニュースには勇気づけられるものが多いです。

 同時にAAに昇格してきたBill Rhinehartも、.357/.412/.643、1本塁打、10打点という成績を残していますから、もしかすると後を追って昇格するかもしれませんね。

2008年7月8日火曜日

Marvin Lowrance(A+)とMichael Guerrero(A-)が週間MVP

 今日は移動日でナッツの試合はなし。マイナーリーガー達の話題でリフレッシュ。

 Potomac(A+)のMarvin Lowrance外野手がCarolina Leagueの週間MVPに選ばれました。前週までしばらく不振が続き打率は2割4分台まで落ちていましたが、今週になって突然目覚め、この1週間は、打率.474、5本塁打、11打点。打率はなんと 1.263を記録しました。04年のドラフト7順目の23歳。まだまだこれからです。


 Vermont Lake Monsters(A-)のMichael Guerrero外野手もNew York-Penn Leagueで週間MVPに輝きました。今年のドラフト入団選手では最初の週間MVP獲得となりました(21順目指名)。開幕からここまで、なかなかの好調を維持しており、この1週間に限れば、打率.367、3本塁打、11打点の活躍です。

2008年7月7日月曜日

【LAD】黒田パーフェクト・・・ならず1安打完封

 地元ロスでの対ブレーブス戦。黒田博樹投手が、6回までパーフェクトピッチング!ということに気付いたので、急遽記事を立てて、コメント欄で中継してみました。(映像は見てませんので、あくまでGameday頼りで、遅れてハイライト映像を見てました)

 7回は3人で抑えましたが、8回先頭のマーク・テシェーラ(Mark Teixeira)にライト線へ2塁打を打たれて、残念ながら、偉業達成はなりませんでした。しかし、出したランナーは結局この1人のみ。打者28人。1安打完封の素晴らしい投球でした。

 これぞ黒田!



 写真は、がっちり握手をする黒田とノマー・ガルシアパーラ(Nomar Garciaparra)。ガルシアパーラは2号先制2ランを放って援護してくれました(コメ欄では1号と書きましたが間違いです)。今シーズンも長くDL入りしていましたが、元気に復帰してきたようです。

MLBオールスターにCristian Guzman

 MLBのALLSTARのメンバーが発表されました。ナ・リーグのファン投票での選出は以下の通り。福留選手は、やりましたね!成績もともかく、好調カブスのシンボルのような存在で、ファンへのインパクトは抜群、ということでしょうね。試合でも活躍を期待します。

C Geovany Soto (CHC)
1B
Lance Berkman (HOU)
2B
Chase Utley (PHI)
SS
Hanley Ramirez (FLA)
3B
Chipper Jones (ATL)
OF
Ryan Braun (MIL)
OF
Kosuke Fukudome (CHC)
OF
Alfonso Soriano (CHC)

 先発投手はBrandon Webb (ARI)Edinson Volguez (CIN) と言われています。

 ナショナルズからのファン投票選出はありませんでした。仕方ないかな・・。しかし、各球団から少なくとも1人は選ばれるということで、選出されたのは、大方の予想通り、ショートのクリスチャン・グズマン(Cristian Guzman)。不調、故障の多いナショナルズにあって、開幕からずっと好調を維持し、今や開幕スタメンで唯一人DLを経験していない選手となりました。しかし、成績でも、安打数、マルチ安打試合数でリーグの首位を走っており、選出されるに値する活躍を見せています。ファン投票では、多くの人気選手達の影に隠れてしまいますが、決してひけを取らないと思いますので、胸を張って、出場して来て欲しいです。

 一応、ア・リーグも。イチローは8年連続の出場ですね。たいしたものです。

C Joe Mauer (MIN)
1B Kevin Youkilis (BOS)
2B Dustin Pedroia (BOS)
SS Derek Jeter (NYY)
3B Alex Rodriguez (NYY)
OF Josh Hamilton (TEX)
OF Manny Ramirez (BOS)
OF Ichiro Suzuki (SEA)
DH David Ortiz (BOS)


 先発投手は、Cliff Lee (CLE)が最右翼ということです。

2008年7月6日日曜日

080706 @CIN (L5-6)

 今日はコリン・バレスター(Collin Balester)のメジャー2戦目の先発ということで、ライブ観戦。デュークスの代わりにメジャーに上がる選手はまだ発表されていません。当面、レフトに入るのはペーニャか・・・。

(7/8追記)デュークスに代わり、先日降格したばかりのKory Castoが上がってきました。もうチャンスはないかと思っていましたが、思ったより早く訪れましたね。


Nationals 5-6 Reds Season 34-56 (streak L5)
Pitching: Balester(L1-1), Colome, Manning, Rauch
Hitting: Lopez(2/4 1BB 2R), Guzman(1/5 2RBI), Kearns(2/4 1BB 1RBI), Bernadina(2/3 1R)

 バレスターは、今日もいい内容だったと思います。ストレートは走り、制球もしっかりしており、簡単にカウントを整えることができていました。4回2死までは完璧。しかし、惜しむらくは次のケン・グリフィーJr.(Ken Griffey Jr.)の打席。カウント0-2としながら、力んだか、ストレートが高めに抜けて四球を与えてしまいました。ヒットの後、アダム・ダン(Adam Dunn)に、これも追い込んだ後の勝負球の内角低めのストレートを、ライトスタンド最上段まで運ばれました。同点3ラン。決して失投ではなく、コース・高さともほぼ完璧な球でしたが、さすがメジャーのホームランキングは違いました。これも、まあ勉強だと思って、次に活かしてくれればと思います。5回なんかはちょっと青さも感じるところもありましたが、少なくとも、先発ローテーション投手としての投球はできていました。

 さて、試合全体を眺めてみると、見事な逆転負けでした。改めて、試合の流れ、というものを感じた試合。序盤はずっとナッツペース。しかし、打線がチャンスをつぶし続けたことで、みすみす相手に流れを渡してしまいました。3回は1死満塁でロデューカが併殺。4回には、1死2、3塁でロペスがセカンドゴロ(ファインプレーのブランドン・フィリップス(Brandon Phillips)をむしろ褒めるべきか)に倒れ、無失点に終わり、その裏にダンの3ランとなりました。どちらの回でも、1点でも追加点を奪っていれば、試合はまた違った展開に(勝ったかどうかは別として)なったはずです。
 
 そんな流れの中で、失点につながったのは守備のミス。2つのファーストのエラー(ヤングのバント処理ミスと、ロデューカの簡単な捕球ミスという1塁手)もさることながら、エラーは記録されませんでしたが、ペーニャのクッションボール処理ミスも1点に値しました(デュークスなら・・・と思ってしまったのは、私だけではないはず)。
 
 レッズに4連戦4連敗を喫し、5連敗。春先の9連敗以降の大連敗となってしまいました。打線はますます弱体化し、光明は全く見えません。ベテラン達がトレードバリューを上げてくれることを願うばかりです(情けない)。

Elijah Dukes OUT!! /080704-05 (2L)

 痛たたたたた・・・・。6月の月間MVPに選んだばかりのイライジャ・デュークス(Elijah Dukes)までもがDL入りすることになりました。5日の試合、7回裏1死2塁の場面で大きなレフトフライをフェンスに激突しながらもキャッチし、1点を救いました(結局サヨナラ負けしましたが・・・)。しかし、ボールを追って下がっていく際に左ひざをひねり、その場を動けず、カートで運ばれて退場してしまいました。

 手術が必要で、最短でも6週間は離脱とのこと。涙が出ます。

 試合のほうは、2試合とも先発は好投(バーグマン6回3失点(自責2)、レディング6回1失点)も、打線がまるで打てず(2得点のうち1点はレディングのタイムリー)、これで4連敗となりました。情けない。

7/4 @CIN Nationals 0-3 Reds Season 34-54 (streak L3)
Pitching: Bergmann, Shell
Hitting: Young(2/2 2BB)

7/5 @CIN Nationals 2-3 Reds Season 34-55 (streak L4)
Pitching: Redding, Rivera, Manning, Hanrahan(L5-3), Ayala
Hitting: Boone(2/3) 

2008年7月5日土曜日

月間MVP(June 2008)

 6月の月間個人成績から、月間MVPを選びました。悪い意味で、投手は選ぶのが大変でした・・・。

Hitter of the Month: Elijah Dukes
AB R HR RBI AVG OBP SLG SB
Cristian Guzman 121 9 0 7 .331 .367 .380 0
Elijah Dukes 106 14 4 15 .295 .395 .481 5
Lastings Milledge 99 13 4 11 .242 .303 .384 3
Jesus Flores 84 5 2 13 .238 .293 .369 0
Dmitri Young 75 7 3 5 .293 .391 .453 0
Ronnie Belliard 55 8 4 11 .236 .354 .527 1


 今月もグズマンは好調を維持。年間200安打を超えるペースを維持しています。しかし、今月のMVPは、デュークス。打率ではさすがにグズマンの後塵を拝したものの、4割近い出塁率をはじめとし、軒並みチーム最高の成績を残しました。2番で起用されることが多かったのですが、後半はいよいよ3番を任されるようになり、それとともに長打も出始めました。あまり力まず、今の出塁率を大切にしていってほしいと思います。そして、この月間MVPの常連になれるよう育っていってください。フローレスはちょっと打撃が湿ってきましたね。ただ、チャンスに強い、というイメージの通り、打点は残してくれています。

 それにしても、ジマーマンの数字を書けないというのは、淋しい限りです。


Picher of the Month: John Lannan
G IP W L S K ERA WHIP
Tim Redding 6 34.2 0 0 0 21 5.19 1.47
John Lannan 5 30.0 0 4 0 13 3.60 1.13
Shawn Hill 5 23.0 1 4 0 13 9.00 2.22
Jay Bergmann 5 27.2 0 3 0 13 3.90 1.52
Joel Hanrahan 14 15.0 4 0 0 17 5.40 1.60
Charlie Manning 14 12.2 0 0 0 13 2.13 1.26
Saul Rivera 13 17.0 0 1 0 12 1.59 1.00
Jon Rauch 14 14.2 1 1 4 16 3.07 0.82


 うーむ。悩みましたね。該当者なし、ということも考えましたが、無理してでも1人選ぼうとシーズン前から決めていたので何とか選びました。結果より内容、ということで、ラナン。5登板のうち4登板で6回以上2失点に抑える好投を続けながら援護に恵まれず、この成績となりました。しかし、チームの負け頭(タイ)を選ぶことになるとは・・・。如何に打線がひどいかがここにも。
 
 ブルペンでは、アヤラが好不調の波が大きく信頼感を持てないのが、痛いですね。前月好調だったハンラハンが調子を落とす一方で(しかし不思議なことに、チーム9勝のうち4勝がハンラハンについた)、リベラとAAAから上がってきた左腕のマニングが好投を見せてくれました。ラウチも前月に比べると少し成績を落とし、BSも3つ記録してしまいました。ラウチまでつなぐこともままならない試合が多かったので調整は難しかったはずです。とにかく先発陣が成績を落としたことで、ブルペンの負担が重くなっているのは間違いありません。


Rookie of the Month: John Lannan  

 今月は、ギャレット・モックが2度のスポットスタートでメジャーデビューを果たしました。また、月後半になってスティーブン・シェルとロジャー・ベルナディーナが、ブルペン投手と1番センターとして、それぞれメジャーデビューを果たし、定着をかけてプレーしています。また、ルーキー資格を持つ選手としては、コーリー・カストとタイラー・クリッパードもプレーしました。それぞれ、まずまずの内容で、カストはメジャー初本塁打を打ち、クリッパードはスポットスタートで勝ち星をあげました。まあ、さすがにラナンの存在は抜けていますが。

2008年7月4日金曜日

Garret Mockがオールスター(AAA)

 AAAオールスターのInternational LeagueのメンバーにBrian Sanchesが選ばれました。というか、Sanchesしか、選ばれませんでした。メジャーに昇格も不振で降格させられてきたブルペン投手だけ、とはあまりにも悲しい現実です。ナショナルズが強くなるには、活躍しているAA以下の選手達が育ってくるまで、まだまだ先は長いということを再認識したニュースです。

(→7月16日修正)

 Brian SanchesからGarret Mockにメンバー差し替えとなりました。メジャーでのスポットスタートでは必ずしも満足のいく結果を残せませんでしたが、AAAでは16試合に先発して3.28ERA、1.21WHIPという申し分のない成績を残していますので、オールスターに出場してもおかしくない水準です。いずれにせよ、ちょっとだけ嬉しいニュースです。タイトルも修正しました。

2008年7月3日木曜日

Zimmermann、Daniel、Brownlieがオールスターに(AA)

 Eastern League(AA)のオールスターに、Harrisburgから3人選ばれました。平均すると1チーム4人になるはずなので、ちょっと残念。注目は、やはりZimmermannですが、MVPには打者のほうが有利かなと思うと、Danielに期待したいです。A、A+ともに取ってきているので、ここでも!

RHP Jordan Zimmermann
RHP Bobby Brownlie
OF Mike Daniel

 Luke MontzやRoger Bernadinaも、まだ残っていれば当然候補になったはずですが、それぞれ昇格したことは既報の通り。

Kearns→Activated、Casto→AAA /080702-03(2L)

 オースティン・カーンズ(Austin Kearns)がDLから復帰。3日のレッズ戦から先発出場しています。マイナーでの調整ではホームランを含めかなり調子が良かったので少しは期待してもいいかな(まずは1安打1打点を記録)。代わりにコーリー・カスト(Kory Casto)がマイナー降格。結局、チャンスを活かしきれませんでした。無念でしょう。

Kory Casto (as of 080703 in MLB)
50AB 3R 1HR 7RBI .180/.281/.280 0SB


 試合のほうは、2試合続けて先発がクオリティ・スタートを記録しつつ、ブルペンが打たれる、という同じパターンで逆転負け。バレスターの昇格・初勝利も、チーム自体に勢いをつけるには至らず。バレスターにこの負け癖が伝染しないといいのですが・・・。

7/2 @FLA
Nationals 2-4 Marlins Season 34-52 (streak L1)
Pitching: Perez, Manning(BS1 L0-2), Hanrahan, Rivera
Hitting: Lo Duca(1/3 2RBI) 

7/3 @CIN
Nationals 3-5 Reds Season 34-53 (Streak L2)
Pitching: Lannan, Colome(L2-2), Manning, Ayala, Shell
Hitting: Dukes(2/3 1BB 2R 2RBI), Guzman(2/4 1R), Harris(2/4), Kearns(1/4 1RBI) 
HR: Dukes(6)

Prospect Watch (as of 080701)

 6月30日終了時点での成績(月間成績ではなく、通算成績)。シーズンが始まったJake McGeary(BA5位)とJosh Smoker(同6位)とをトップ・プロスペクトリストに追加しました。迷った選手もいましたが、今月の追加はとりあえずそれだけ。

[Pitchers]
G IP W L K BB ERA WHIP
Ross Detwiler lhp (A+) 15 63.0 5 4 62 39 5.86 1.79
Jordan Zimmermann rhp (AA) 10 52.0 2 2 42 25 4.33 1.35
Jordan Zimmermann rhp (A+) 5 27.1 3 1 31 8 1.65 0.84
Collin Balester rhp (AAA)  15 78.2 9 3 64 23 4.00 1.30
Colton Willems rhp (A) 14 79.1 5 4 42 22 3.63 1.17
Cory VanAllen rhp (AA) (6/5DL) 5 26.2 3 1 21 7 3.71 1.20
Cory VanAllen rhp (A+)  5 27.1 3 0 19 7 0.66 0.91
Zechry Zinicola rhp (AAA) 5 6.2 0 1 3 3 5.40 1.35
Zechry Zinicola rhp (AA) 15 18.2 3 2 13 13 2.89 1.88
Zechry Zinicola rhp (A+) 8 12.1 2 0 15 3 0.00 0.49
Jack McGeary lhp (Rk) 2 8.1 0 0 7 2 7.56 1.56
Josh Smoker lhp (A) 5 18.0 0 4 21 9 11.50 2.22


 Balesterは6月、4勝負けなしの素晴らしい投球を見せ、ついにメジャー昇格を勝ち取りました。他に好投が目立つのは、Willems。勝ち星こそ伸びませんが、6月は防御率2.10といい内容を続けていますDetwilerは、調子上がりませんねぇ・・・。だんだん心配になってきました。Zimmermannは、さすがに苦しみながらも、AAで頑張っています。ZinicolaはAAでもまずまずの投球を見せ、あっという間にAAAに昇格しましたが、さすがに苦しんでいます。あまり急がなくてもいいと思うのですが・・・。Van AllenはDL入りしたまま情報がありません。Smokerは1か月間Hagerstownで投げましたが、全く結果が残せず、ルーキーリーグからやり直し。身体を作ること、自信を取り戻すこと、課題は多いと思いますが、まだ若いんだから、ゆっくり上がってきて下さい。McGearyはまだ始まったばかり。初戦で打ち込まれ、次の試合ではまずまずでした。

[Hitters]
AB R HR RBI AVG OBP SLG SO SB
Chris Marrero 1b (A+) 6/18 DL 256 40 11 38 .250 .325 .453 55 0
Michael Burgess of (A) 283 51 15 51 .265 .350 .512 98 5
Justin Maxwell of (AA) (5/29 DL)  146 35 7 28 .233 .367 .459 28 13
Jake Smolinski of (A) (5/30 DL) 184 28 4 22 .261 .338 .402 33 1
Stephen King 3B (A)  204 30 4 28 .304 .360 .446 42 4
Bill Rhinehart 1B (AA)  4 0 0 1 .250 .250 .250 0 0
Bill Rhinehart 1B (A+)  25 5 2 4 .320 .370 .640 2 1
Bill Rhinehart 1B (A)  261 39 9 56 .295 .344 .490 36 0


 何と言ってもRhinehart。AのオールスターでMVPを獲得する活躍をし、A+へ昇格。初打席でいきなりホームランを放つなどし、わずか1週間でAAへ昇格していきました。今後もますます注目です。Burgessは打率を少しずつ上げてきました(6月は.277)。また、三振の数こそなかなか減りませんが、四球が増え、6月の出塁率は4割を超えるなど選球眼も向上しています。Kingは順調に成績を残しており、今後も楽しみです。一方、ケガ人も続出しています。MaxwellはDL入りしたまま情報がありません。さらに今月は、Smolinski、そしてMarreroがシーズンエンドのケガをしてしまいました。2人とも調子を上げてきてた矢先だっただけに、本当に残念です。

 その他の選手についてはチーム毎に。 (成績は月間成績ではなく、現所属球団での通算成績)

[AAA Columbus] 
 Steven Shell(3-2/2.62/1.08)が好投し、25歳で念願のメジャー昇格を果たしました。Tyler Clippard(4-5/3.69/1.29)とGarret Mock(4-2/3.23/1.19)は、それぞれ2度のメジャーでのスポット・スタートも経験しましたが、AAAではずっとしっかり投げており、次の機会をうかがいます。好投が認められAAから昇格してきたMarco Estrada(2-1/3.50/1.39)はここでも好投していますが、Futures Gameにナショナルズから唯一人選出されているShairon Martis(0-1/5.73/1.73)はやや打ち込まれています。まあ、まだまだほんの2、3試合登板しただけ。今後に期待します。なお、不振でメジャーから降格となったMike O’ConnorMatt Chicoは2人ともDL入りしてしまっています。

 Pete OrrRyan Langerhansが出戻り(Orrは7月1日にColin Balesterと入れ替わり)。ともに28歳のJorge Padilla(.346/.407/.432)、Yurendell Decaster(.264/.337/.442/9HR)が、なかなかの好成績を残しています。AAAの選手よりもっと下のプロスペクトに声がかかりやすくなる季節になりつつありますが、しっかりプレーしてチャンスが与えられるのを待っている状況です。

[AA Harrisburg]
 Shairon Maritis(4-4/3.98/1.35)とMarco Estrada(6-3/2.66/1.26)は、上述の通り昇格していきました。一度昇格したもののブルペンで投げて調子を崩し降格してきたRobert Brownlie(6-0/3.33/1.20)でしたが、降格後、3試合に先発して2勝0敗です。適性は明らかのように見えますが・・・。A+で9勝0敗という驚異的な数字を残して昇格してきたAdrian Alaniz(0-1/4.50/1.18)でしたが、4試合しただけですが、ちょっと苦しんでいますね。ここら辺が壁なんでしょうか。何とか活路を見出し、乗り越えていってもらいたいです。一方、ちょっと遅れて昇格してきたCraig Stammen(0-1/2.70/1.05)はまだ2試合の登板ですが、好投しています。ブルペンに目を転じるとAlanizと一緒に上がってきたAdam Carr(0-0/2SV/2.35/1.30)がまずまずの投球を続けています。こちらは、A+では苦戦していましたが、環境を変えて良かったね。

 Bernadina、Montzはそれぞれ既報の通り昇格していきました。残る中では、Mike Damiels(.302/.365/.434/8HR/13SB)が目立ちます。開幕から順調に活躍し、Bernadinaに次ぐ昇格候補と言われる23歳のプロスペクトです。このDanielに、新たに昇格してきたRhinehart、Baez、Davisが加わり、ますます楽しみな打線です。Maxwellの復帰が待ち望まれます。

[A+ Potomac] 
 上述の通り、Alaniz、Stammen、Carrが昇格していきました。Stammenは開幕当初はブルペンでしたが、先発の機会を与えられて好投し、すっかりローテーション投手になり、オールスターにも選ばれました(既に昇格後のため出場はせず)。奪三振が多く四死球は少ない、いい内容です。Hagerstownから昇格してきたJustin Jones(2-1/1.45/1.18)がまだ3試合とはいえ、なかなかの好投をしています。もともとカブスに02年ドラフト2順目で入団したほどの才能を持つ投手。最後に、ブルペンにいるJosh Wilkie(0-0/2SV/ 0.97/0.97)。06年にドラフト外で入団した投手で、昨シーズンはそんなに目立つ成績だったわけではないのですが、今シーズンはここまで素晴らしい内容です。

 Marreroの長期離脱が明らかとなりファンとしては意気消沈のPotomac打線。Rhinehart、Baez、Davisの昇格は既報の通り。ただ、それ以外にもオールスターに先発出場したMatt Rogelstad(.278/.318/.452)がまずまずの活躍をしています。上がってたSeuss、Lyonsにも注目していきたいです。

[A Hagerstown] 
 Seuss、Lyons、Rhinehartの昇格は既報の通りです。オールスターにも出場した捕手のSean Rooney( .333/.384/.401)が強烈に目立ちます。6月に至っては、打率.365と大当たりでした。ただ、盗塁も本塁打も0、というのが気になります。  

 Willems以外の先発投手陣は防御率も悪く、あまりパッとしません。Smokerは降格になるし・・・。ブルペンに目を転じると、Kyle Gunderson(3-1/5SV/2.23/0.79)という昨年のドラフト48順目で大卒入団という投手が、意外な好投を続けています。あまり期待をしてはいけませんが、このWHIPはなかなかの数字です。

[A- Vermont]
 まだ始まって半月ほどなので、サンプル数は少ないのですが、07年ドラフト3順目のHagerstownでも出場していた三塁手のSteven Souza(.239/.308/.565/4HR)がわずか12試合で4本塁打13打点と大暴れ、6月最終週の週間MVPを獲得しました。今年のドラフト16順目のTyler Moore(.333/.358/.510)、21順目のMichael Guerrero(.286/.333/.393)あたりが好調な滑り出しです。2,3度ずつ投げた先発投手陣は概して好投しています。まあ、もう少し見ていきましょう。

[Rk GCL Nationals]
 こちらはまだ始まってほんの1週間。しかし、注目すべき選手が期待通りのプレーをしています。ドミニカ出身の18歳のショートストップ、Esmailyn Gonzalez(.452/.500/.645)。6打数5安打なんていう度派手な試合も含めこの上ないスタートを切りました。まだ若くパワーはほとんどありませんが、いわゆるファイブツールの選手になれると、潜在能力は非常に高く評価されており、手薄なナショナルズの二遊間のプロスペクトの中では1,2を争う期待の大きさです。ステップアップをゆっくりと見守りたいと思います。ピッチャーに関しては、さすがに、サンプル数が少なくてコメントのしようがありません。

Minor League Player of the Month:

Hitter: Bill Rhinehart

 オールスターMVPにも選ばれ、その後、あれよあれよという間にAAまで二階級特進を果たしました。2か月連続となりますが、迷いなし!

Pitcher: Collin Balester
5月の成績:4G 22.1IP 4W 0L 2.82ERA 1.25WHIP 19K

 4戦全勝。実績をひっさげて月末にメジャー昇格を決めました。もう落ちてくることはない、と信じています。

2008年7月2日水曜日

6月終了時点の成績(08)

 6月30日終了時点の成績は以下の通り。シアトルに3連勝した以外は、ひたすら負けた印象の6月。終わってほっとしています。9勝18敗と4月を下回ってしまい、もちろんペナント争いは完全に終戦です。

National League East (as of 080630)
W L % GB
Philadelphia 44 39 .530 -
Florida 43 39 .524 0.5
New York 40 42 .488 3.5
Atlanta 40 43 .482 4.0
Washington 33 51 .393 11.5


 スタッツ(ナ・リーグ16チーム中の順位)を見ると、打撃成績は、どの数字も前月より少し良くなっているのですが、チーム順位はむしろ下がり、軒並み最下位・・・。投手成績もほとんどで落ちています。前月末にはリーグで2番目に少なく、数少ない誇れるポイントだったエラー数がなんと一挙に倍増(それまでの2か月分を1か月で・・・)。打てない、放れない、守れない。(矢印は前月からの変化)

Team Offence (as of 080630)
総得点 305 16 位 ↓
打率 .239 16 位 →
出塁率 .314 16 位 ↓
長打率 .359 16 位 →
本塁打 62 14 位 →
盗塁 38 11 位 →


Team Defense (as of 080630)
総失点 420 14 位 ↓
防御率 4.55 14 位 ↓
奪三振 553 8 位  ↓
被本塁打 93 13 位 →
エラー 56 11位 ↓

2008年7月1日火曜日

Collin Balester メジャー初先発勝利!/080701 @FLA (W9-6)

 いよいよです。残念ながらライブで観戦は出来ませんので、Gamedayで追いながらコメントはつけていこうと思います。映像は、後でゆっくり見ます。

Nationals 9-6 Marlins Season 34-51 (streak W1)

Pitching: Balester(W1-0), Shell, Hanrahan(H3), Ayala, Rauch(S17)
Hitting: Dukes(3/5 3R 1RBI 1SB), Belliard(2/4 1BB 2R 4RBI), Guzman(2/5 1R), Lo Duca(2/4 2R), Lopez(3/4 2RBI) 
HR: Dukes(5), Belliard(7) 

 コリン・バレスター(Colin Balester)のメジャーデビューは、ナッツ・ファンの期待に十分応える内容でした。(バレスターの投球など試合経過については、コメント欄を参照して下さい。)93マイル前後の力のあるストレートを中心とした組み立てで4回まではノーヒット(外野にさえフライ1本しか飛ばさせなかった)。5回に、初被安打に3四球もあり1点を失いましたが、5回1安打3四球3奪三振で1失点の内容。ファンを興奮させつつ、冷静なマウンドさばきで、試合の流れをナショナルズのほうへぐっと引き寄せる投球でした。

 そんなルーキーのがんばりに奮起したのか、今日は打線が15安打とよく打ってくれました。イライジャ・デュークス(Elijah Dukes)の2試合連発となる先制弾(よく飛んだなあ)、ロニー・ベリヤード(Ronnie Belliard)の満塁弾と長打も出ました。しかし、それで試合の流れを一気つかみきれないところがナショナルズの現状。リリーフ陣が打たれなかなか一方的な展開とはなりませんでした。しかし、最後は、昨日打たれたジョン・ラウチ(Jon Rauch)がランナーは出しつつもきちんと締めて、ゲームセット。

 前半の静から後半の動へ、ナショナルズファンにはドキドキする面白い試合でしたが、メジャー初白星がかかったバレスターには"Those last four innings seemed like it took about four hours"と言わせるような試合でした。もちろん、その後に続けて "It was fun, though, to watch. Even me, I'm so happy to be here, and so happy to be in the big leagues"と言っていますが(笑)。

 お疲れ様でした。そして、おめでとう!

MVP: Colin Balester

Montz, Rhinehart, Baez, Davis, Smokerなど昇格・降格のニュース

 6月29日に多くの昇格降格がありました。毎月のProspect Watchも後ほど書きますが、主な選手についてはこちらで書いておきます。

Luke Montz (AA→AAA)
(as of 080630 for Harrisburg(AA))
220AB 30R 14HR 53RBI .282/.368/.536 0SB

 03年ドラフト17順目で高卒入団の捕手。ルーキーリーグからステップアップし、AAで迎えた今シーズンは開幕から打撃が好調で、特に長打力を見せ、本塁打と打点はチームトップでリーグでもトップ3に入るほど打ちまくってきました。既にフロントの目にも止まっており、来シーズンは控え捕手の座を争う機会が与えられそうです(こちらの記事)。そのためにも、AAAで引き続き安定した成績を残して欲しいところです。


Bill Rhinehart (A+→AA)
(as of 080629 for Potomac(A+))
25AB 5R 2HR 4RBI .320/.370/.640 1SB

 赤丸急上昇中の一塁手。AのオールスターMVPを獲得し、つい一週間前にPotomacに昇格してきたばかりでしたが、初打席でいきなり本塁打を放つなど打撃好調は変わらず。更なる昇格を勝ち取りました。9月にはメジャー昇格という、今シーズン最大のシンデレラストーリーも夢ではないかも知れません。引き続き注目していきたい選手です。


Edgardo Baez (A+→AA)
(as of 080629 for Potomac(A+))
255AB 46R 12HR 52RBI .286/.366/.514 6SB
 
 03年のドラフト4順目で当時17歳で指名されたプエルトリコ出身の右打ちの外野手。メジャー昇格を果たしたRoeger Bernadinaの後を埋める形での昇格です(ただし、おそらくセンターは守れない)。昨シーズン辺りからパワーを見せはじめ、ギャップを抜く二塁打の多さも相まって、今シーズンは、好調なチームを牽引する打線の軸となってきました(53打点はリーグでもトップを争う)。そして見せ場はオールスターでのMVP。逆方向に流し打つ一振りで獲得しました。


Leonard Davis (A+→AA)
(as of 080629 for Potomac(A+))
218AB 47R 14HR 37RBI .335/.406/.610 7SB

 つい先日、週間MVPの記事で紹介した三塁手。今回、Rhinehart、Baezと一緒に昇格です。出遅れたにもかかわらずチーム最多のホームラン。OPSが1.016という素晴らしい数字で、これは逆に試合数の少ないRhinehartさえもしのぎ、もちろんチームトップです。このポジションはもちろん上にジマーマンがいるわけですから、首脳陣にポジション変更(マイナーでは外野やセカンドも守った経験があります)を考えさせるような活躍を期待したいです。


Andrew Lefave (AA→A+)
(as of 080629 for Harrisburg(AA))
188AB 32R 1HR 28RBI .250/.350/.351 2SB

 Rhinehartにポジションを奪われる形で降格。もともと06年7月にドラフト外でブリューワーズと契約した選手で、ルーキーリーグとAで2年通算.350を超える高打率を残し評価を上げました。守備位置は両翼と一塁。昨年9月にRay Kingとのトレードでナショナルズに移り、今シーズンはAAスタートと期待を集めましたが、結果を残せませんでした。出直しです。


Dan Lyons (A→A+)
(as of 080629 for Potomac(A+))
277AB 51R 5HR 38RBI .285/.404/.415 17SB

 07年ドラフト14順目の大卒入団のショート。そんなに期待の高かった選手ではありませんが、今シーズンは開幕からHagerstownのレフトを守り、好成績を残してきました。出塁率、盗塁数といったところから見ると、小技の効いた選手のようです。


Aaron Seuss (A→A+)
(as of 080629 for Harrisburg(AA))
286AB 43R 10HR 49RBI .304/.339/.490 0SB

 Lyonと同じく07年ドラフトの大卒入団組ですが、27順目のということで更に期待は低かった外野手。昨シーズンVermont(A-)でしっかりした成績を残し、今シーズンはHagerstownのレフトを守ってきました。開幕から打撃好調でしたが、特に5月以降はパワーも見せ始め昇格を手にしました。


Jose Lozada (A-→A)
(as of 080629 for Harrisburg(AA))
42AB 6R 1HR 5RBI .238/.298/.357 4SB

 08年ドラフト組で昇格一番乗りです。17順目で指名された大卒のショート。Lyonsの後を埋めます。この短期間の成績からでは何とも言えませんので、まずは楽しみに見ていきたいと思います。


Josh Smoker (A→Rk)
(as of 080629 for Hagerstown(A-))
5G 0W 4L 18.0IP 21K 9BB 11.50ERA 2.22WHIP

 最後は、残念なニュース。奪三振、四球の数字は悪くないのですが、とにかく打たれました。ホームランも5本打たれています。07年のドラフト1順目と2順目の間のサンドイッチピックで指名された(ナショナルズの指名では、Detwiler、Burgessに次ぐ3番目)19歳の左腕。契約が遅れ、昨シーズンは2試合のみの登板。今シーズンはRkかA-でスタートかと言われていましたが、5月下旬にHagerstownに合流しました。この結果はを見ると、まだ早かったということでしょうか。才能は豊かなはず。まだ19歳ですから、しっかり身体をつくりながら、自信をつけて上がってきてくれることを期待します。

080630 @FLA (L5-6x(10))

Nationals 5-6 Marlins (10) Season 33-51 (streak L1)

Pitching: Redding, Colome(BS2), Rivera, Rauch(BS5 L4-2)
Hitting: Guzman(2/5 1RBI), Lo Duca(2/4), Harris(2/3 1BB 1R 1RBI) 
HR: Dukes(4), Young(4)

 試合前、チャド・コルデロ(Chad Cordero)のシーズン・アウトが判明し、ジョン・ラウチ(Jon Rauch)のクローザーの地位から「暫定」が取れました。1点リードで迎えた9回、そのラウチを投入して万全の逃げ切りを図りましたが、ハンリー・ラミレス(Hanley Ramirez)に同点弾を浴びてしまいました。さらに、ラウチを続投させた10回、先頭のジョシュ・ウィリングハム(Josh Willingham)に初球を放り込まれ、まさかの逆転負け。痛たた・・・。

 これで悪夢のような6月が終了。コリン・バレスター(Collin Balester)のデビューで始まる7月、気分を切り替えて、行きましょう!