2008年8月18日月曜日

Luis Ayala→Traded to NYM

 ブルペンのルイス・アヤラ(Luis Ayala)がメッツにトレードされました。ここまでチーム最多の62試合に登板。よく投げてくれました。ただ、シーズンが進むに連れて成績が低下し、打たれる場面が目立つようになってきました。コルデロの離脱、ラウチのトレードにも関わらず、自分がクローザーに指名されなかったことに不満を持っていたようで、その当たりがパフォーマンスの低下、そして今回のトレードにつながったようです。

Luis Ayala (2008 season for Nationals)
62G 57.2IP 1W 8L 0S 36K 5.77ERA 1.47WHIP

 交換相手は、AAAのAnderson Hernandez内野手。ドミニカ出身の25歳。かつては期待され、05年にはAAとAAA合わせて3割、30盗塁を記録しています。06年にはメジャーの開幕スタメン二塁手も務めましたが、結果を全く残せず(打率.150前後)、4月半ばにあえなく降格させられました。今シーズンはとうとうAAAでも打率.200という状況です。いいほうに転んでも、二遊間のデプスという存在の、「見切り品」です。この時期に、FAになってもなんのコンペンセイションもないと予想されるアヤラとのトレードですから、致し方ないかとは思いますが、Alberto Gonzalezと被ることを思うと、もうちょっと他の選択肢はなかったのか、とも思います。

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