[Pitchers]
G | IP | W | L | K | BB | ERA | WHIP | |
Ross Detwiler lhp (A+) | 21 | 97.0 | 6 | 7 | 88 | 47 | 5.20 | 1.63 |
Jordan Zimmermann rhp (AA) | 16 | 91.2 | 6 | 2 | 81 | 33 | 3.24 | 1.17 |
Jordan Zimmermann rhp (A+) | 5 | 27.1 | 3 | 1 | 31 | 8 | 1.65 | 0.84 |
Collin Balester rhp (MLB) | 5 | 26.1 | 1 | 3 | 16 | 8 | 5.13 | 1.37 |
Collin Balester rhp (AAA) | 15 | 78.2 | 9 | 3 | 64 | 23 | 4.00 | 1.30 |
Colton Willems rhp (A) | 19 | 104.1 | 5 | 8 | 58 | 30 | 3.71 | 1.24 |
Cory VanAllen rhp (AA) (6/5DL) | 5 | 26.2 | 3 | 1 | 21 | 7 | 3.71 | 1.20 |
Cory VanAllen rhp (A+) | 5 | 27.1 | 3 | 0 | 19 | 7 | 0.66 | 0.91 |
Zechry Zinicola rhp (AAA) | 5 | 23.0 | 2 | 2 | 12 | 12 | 5.87 | 1.52 |
Zechry Zinicola rhp (AA) | 15 | 18.2 | 3 | 2 | 13 | 13 | 2.89 | 1.88 |
Zechry Zinicola rhp (A+) | 8 | 12.1 | 2 | 0 | 15 | 3 | 0.00 | 0.49 |
Jack McGeary lhp (Rk) | 8 | 36.0 | 0 | 1 | 36 | 10 | 5.25 | 1.47 |
Josh Smoker lhp (A) | 5 | 18.0 | 0 | 4 | 21 | 9 | 11.50 | 2.22 |
Josh Smoker lhp (Rk) | 3 | 15.0 | 1 | 0 | 5 | 8 | 1.20 | 1.13 |
Balesterは7月1日にメジャーデビューを果たし、見事初勝利をあげました。その後は援護の少なさもあり、勝ち星を伸ばすことはできませんでしたが、十分メジャーの先発ローテーション投手としての仕事はしています。
マイナーリーグで、今月一番の好投を見せたのは、Zimmermann。6試合の登板で4勝0敗、防御率1.82、イニング数とほぼ同じ数の三振を奪っています。Detwilerは、7月の防御率は何とか3点台としました。コントロールが少し向上してきたようですが、好不調の波が激しく、まだまだ昇格云々される段階ではないようです(現在40人ロースターに入っていますが、どうするのかなあ)。ブルペン投手のZinicolaはやはりAAAで苦しんでいます。じっくりクローザーに育てるほうがいいと思うのですが・・・。Willemsは少し成績を落としましたが、防御率は3点台とまずまずの内容を続けています。Smokerは約1か月実戦から離れてフォームの調整に費やし、GCLで復活を遂げました。かなり心配しましたが、一安心です。McGearyは苦労していますね。DL入りしたままのVan Allenですが、GCLで調調登板し、無難に4回を無失点に抑えました。近いうちにHarrisburgに戻ってくるようです。
[Hitters]
AB | R | HR | RBI | AVG | OBP | SLG | SO | SB | |
Chris Marrero 1b (A+) 6/18 DL | 256 | 40 | 11 | 38 | .250 | .325 | .453 | 55 | 0 |
Michael Burgess of (A) | 377 | 60 | 18 | 60 | .260 | .346 | .493 | 128 | 5 |
Justin Maxwell of (AA) (5/29 DL) | 146 | 35 | 7 | 28 | .233 | .367 | .459 | 28 | 13 |
Jake Smolinski of (A) (5/30 DL) | 184 | 28 | 4 | 22 | .261 | .338 | .402 | 33 | 1 |
Stephen King 3B (A) | 314 | 38 | 6 | 33 | .280 | .334 | .404 | 66 | 4 |
Bill Rhinehart 1B (AA) | 120 | 17 | 4 | 20 | .275 | .376 | .467 | 17 | 0 |
Bill Rhinehart 1B (A+) | 25 | 5 | 2 | 4 | .320 | .370 | .640 | 5 | 1 |
Bill Rhinehart 1B (A) | 261 | 39 | 9 | 56 | .295 | .344 | .490 | 36 | 0 |
Esmailyn Gonzalez SS (Rkl) | 122 | 24 | 0 | 26 | .344 | .416 | .467 | 14 | 4 |
Destin Hood of (Rk) | 24 | 6 | 0 | 6 | .292 | .346 | .375 | 4 | 2 |
Rhinehartは初めてAAで1か月過ごしましたが、3割近い数字を残し、4本塁打、そして20打点というのは立派です。フロント陣からも来年、ジョンソンとD.ヤングが開幕に間に合わない場合には備えて、秋にメジャーで試すかもしれないという発言が出てきました。そうなればまさにシンデレラストーリーです。Hagerstownの2人、BurgessとKingは少し成績を落としましたが、まずまず順調、といったところでしょうか。Burgessにはもう少し期待してるのですが・・・。MaxwellはDL入りしたまま、依然情報がありません。
最後に、今回追加したGCLの両選手について。E.Gonzalezは、ドミニカ出身で、07年にチームと契約しましたが、まだ若干18歳。潜在能力は高く評価されていますが、早速いかんなく発揮してくれています。長打はありませんが、出塁率の高さと三振の少なさがポイントでしょうか。Hoodについては、順調に育ってくれることを願うばかりです。
その他の選手についてはチーム毎に。 (成績は月間成績ではなく、現所属球団での通算成績)
[AAA Columbus]
Dバックスから移籍してきたEmilio Bonifacio(.452/.500/.516)がしっかり結果を残し、わずか8試合でメジャーに昇格していきました。このまま定着できることを願っています。一方で、6月末にAAからジャンプアップしてメジャーデビューしたものの結果を出せず降格してきたRoger Bernnadina(.358/.442/.552/8SB)が、うっぷんを晴らすかのように、よく打ち、よく走りました。また、AAから昇格してきたパワーヒッターのLuis Antonio Jimenez(.364/.440/.500)もしっかりとした成績を残しています。AA以下で打ちまくってきたLeonard Davis内野手、Luke Montz捕手の2人は壁にぶつかったようです。
Tyler Clippard、期待されて昇格してきたMarco Estrada、Craig Stammenなどが苦労している中で、Futures Gameにもナショナルズから唯一人出場したShairon Martis(1-2/3.28/1.49)が好投しています。まだ21歳と若いので無理に昇格させる必要はないでしょうが、試したくなります。なお、Mike O’Connorが7月27日にDLから復帰。やはりAAAでは打たれませんねぇ(2試合12.2回を投げて自責点はわずかに2)。
[AA Harrisburg]
Robert Brownlie(8-1/3.38/1.21)は、引き続き好投を続けました。完全に先発ローテに定着です。Adrian Alaniz(0-3/ 3.63/1.25)と内容はまずまずなのに勝ち星がついてきません。A+では9勝負けなしだったのに、不思議なものです。たが、8月1日の投球では5回無失点だったように、内容は明らかに良くなってきているようです。ブルペンのAdam Carrは打たれ始めました。
A+から昇格してきたRhinehart以外の選手の中で、Marvin Lowrance(.362/.448/.759/5HR) とMatt Rogelstad(.311/.340/.356)が、いい成績を残しています。Mike Damielsが、7月の打率2割と調子を落としています。9月には昇格させてみたい選手なだけに、気になります。なお、故障で離脱していたIan Desmond (.241/.305/.384/8HR)が復帰しました。
[A+ Potomac]
Detwilerを除き主要な選手が昇格やDL入りで、ちょっと寂しいロースターになっています(開幕当初は一番熱かったのですが)。週間MVPも獲得した、Luis Atilano (4-1/2.11/0.89)がどこまで本物か、注目して見ていきます。打線も、Hagerstownから昇格してきてからも好調を維持しているDaniel Lyons(.310/.437/.440)以外にはとりたてて目立つ選手はいない状況です。しかし、チームとしては好調で、前期優勝に続き、後期もここまで地区首位を快走しています。
[A Hagerstown]
開幕からずっと好調のSean Rooney(.328/.376/.400)でしたが、7月半ばにけがで離脱・・・。BurgessとKing以外というと、月半ばにVermontから昇格してきたJesus Valdez(.327/.357/.442)が目立つくらいでしょうか。この選手も長打も足もない24歳なので、そんなに期待は高くありません。なお、Jose Lozada 遊撃手が08年ドラフト組からの初昇格者となりましたが、打率2割3分台と苦労しています。
Willems以外の投手陣で目につくのは、Bradley Meyers(7-5/4.18/1.42)。7月に限れば、3勝3敗ながら防御率は1.80と素晴らしい内容だったようです。昨年のドラフト5巡目(McGearyの1つ前)の投手ですから、これからまだまだ伸びるかもしれません。注目です。また7月末には、今年のドラフト10巡目のTom MiloneがVermontから昇格し(08年ドラフト組の投手では最初の昇格)、6回を無失点に抑える上々の初戦を飾りました。
[A- Vermont]
全体に打撃は低調なのですが、07年ドラフト4順目の捕手、Derek Norris(.315/.488/.512/6HR/8SB)はなかなかいい打撃を見せています。今年のドラフト21順目のMichael Guerrero(.271/.299/.447 /6HR)が好調です。先月紹介したSuozaはケガで離脱してしまいました。
08年ドラフト12巡目のWilliam Atwood(0-1/2.57/0.89)をはじめ投手陣は概して好投しています。中でも、07年のドラフト7巡目のP.J. Dean(2-0/0.33/0.67)が6試合27イニングを投げて自責点わずか1(失点3)という驚異的な数字を残しています。
[Rk GCL Nationals]
E.Gonzalez、Hoodのほかにも、今年のドラフト組の中から、9巡目のJ.R. Higley(.337/475/.435)、22巡目のChris Curran(.321/.411/.372/12SB)、38巡目のRonnie Labrie(.342/.429/.474)が素晴らしいシーズンを送っています。投手陣に目を向けると、今年のドラフト6順目のPaul Demny(2-0/2.12/.0.88)が期待通りの滑り出しを見せているのとともに、07年15巡目のPatrick Arnold(4-0/1.80/1.08)が好投しているのが目立ちます。
Minor League Player of the Month:
Hitter: Roger Bernadina (AAA Columbus)
7月の成績:17G 63AB 12R 2HR 10RBI .381/.458/.587/8SB
よく打ち、よく走りました。打率2割にも満たず、盗塁を1つも決めることをできず、メジャー初昇格は、散々なものでした。このままでは終わらないという決意を、リベンジに燃える気持ちを感じました。応援したくなる選手です。
Pitcher: Jordan Zimmermann (AA Harrisburg)
7月の成績:6G 39.2IP 4W 0L 1.82ERA 0.93WHIP 39K
文句のつけようのない素晴らしい成績でした。AAでこの数字ですから、秋の昇格候補であることは間違いないでしょうが、大事に大事に育てたい投手です。
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