2008年6月6日金曜日

080605 Cardinals (L1-4, W10x-9(10))

 昨日の試合が雨で流れたためダブルヘッダーで開催。あまりの貧打に打線を大きく組み替え、2番にデュークス、5番にカストを入れました。この新打線が、1試合目では機能しなかったものの、2試合目には大ブレークしました。

[Game 1] "打線の組み替えも不発、ラナンを援護できず"

Nationals 1-4 Cardinals Season 24-36 (streak L4)

Pitching: Lannan(L4-6), Hanrahan, Ayala
Hitting: Guzman(2/5), Casto(1/2 2BB 1R)

 9回を除き毎回ランナーを出しながら、1点のみ。残塁は実に20を計上しました。特に、初回の1死1、3塁を逃したのが痛かった。相手先発が4月の月間最優秀投手のトッド・ウェルマイヤー(Todd Wellemeyer)だったので、仕方ないとも言えますが。

 先発は、ラナン。コントロールに苦しみながらも6回を4安打4四球の内容で、失点は4回にトロイ・グロースに打たれた2ランのみのクオリティ・ピッチでしたが、負けがついてしまいました。自軍が点をとってくれない中で投げるピッチャーは本当にかわいそうです。これで過去4試合の得点は、0,0,1,1です・・・。

[Game 2]"大爆発のデュークスが、最後は逆転サヨナラ2ラン"

Nationals 10x-9 Cardinals (10) Season 25-36 (Streak W1)

Pitching: Redding, Rivera(H7), Manning(H2) Ayala(H15), Rauch(BS3), Sanches(W2-0)
Hitting: Guzman(4/6 3R 1RBI), Dukes(4/6 3R 4RBI), Boone(3/4 2R 2RBI), Casto(3/4 1BB 2RBI)
HR: Dukes(1)

 長く打率1割にも満たない不振が続いていたイライジャ・デュークス(Elijah Dukes)が突然の大爆発。四球での出塁が増えるなど徐々に調子を上げてきたこともあり、今日の第1試合から2番に起用されていましたが、この試合では、初回にタイムリー3塁打を放つと、3回にもタイムリー。そして1点を追う延長10回無死1塁、カージナルスのクローザー、ライアン・フランクリンがカウント2ー2から投じた外角のストレートをひっぱたいた打球はセンターへの大飛球。手応えでスタンドインを確信したのでしょうか、打席から3歩ほど出たところで、デュークスは既にガッツポーズ。ようやく出た今シーズン第1号は、チームを大逆転負けでの5連敗という泥沼から救う、貴重な、逆転サヨナラ2ランとなりました。第1試合と合わせ、今日1日で10打数5安打と打ちまくり、打率を5分以上あげました(まあ、これでようやく2割を超えたというレベルなわけですが・・・)。あと2塁打が出ていればサイクルだったのに惜しかった。

 序盤から久しぶりに打線が火を噴き、3回を終えて7-0。今日はこのまま圧勝かと思われましたが、先発のレディングがぴりっとせず、6回表2死からメジャー初打席のピッチャーのマーク・ウォーレル(Mark Worrell)に3ラン本塁打を打たれるなど、6点を返されてしまいました。何やってんだか(怒)。その後は両軍のリリーフが頑張り、試合は8-6のまま9回まで進みました。9回表、マウンドにはラウチが登り、もう大丈夫かなと思っていましたが、なんと2死から連続タイムリーを浴び同点にされてしまいました。ずっと好投を続けており、セーブ失敗となると4月17日以来ですから、ラウチを責める気にはなりません。

 延長戦に入り、10回表にサンチェスがホームランを打たれて勝ち越しを許し、流れからいって負けを覚悟し、なんという酷い試合かと記事の構想を考えていたところ、その裏まさかまさかのドラマが待っていました。興奮、というよりも、ほっとした、というのが正直な感想です。

MVP: Elijah Dukes

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