"折り返しの61試合目、復帰のペレスの好投などで快勝"
Nationals 4-2 Orioles Season 32-49 (streak W2)
Pitching: Perez, Shell, Hanrahan(W4-2), Ayala(H18), Rauch(S16)
Hitting: Milledge(2/4 1R 1RBI), Young(2/3), Casto(as PH 1/1 1R 1RBI)
オダリス・ペレス(Odalis Perez)が6月3日以来の登板。4回まで無失点でしたが、内容は3安打3四球と毎回ランナーを背負う投球で、復帰戦ということで当初から決められていた今日の上限の80球に迫ってしまいました。よって、2点のリードでしたが、そこで降板。復帰戦としてはよく投げてくれたと思います。これからフラッグディールの期限までにトレード価値を上げてくれることを期待します。
2番手で登板したのは、スティーブン・シェル(Steven Shell)。しっかり投げて、リードを守っていれば勝ち星が付くところだったのですが、5,6回に1点ずつ失い、追いつかれてしまいました。もっとも、最初の打者ブライアンロバーツ(Brian Roberts)の三塁打も、デュークスがうまく処理してくれていればダブルあるいはシングルで済んだかもという当りでしたし、6回の失点に至ってはペーニャの明らかなまずい守備と、レフト線(しかも正にオンライン)へのブループシングル、と不運な印象もありましたが。
打線は、素晴らしい立ち上がりでした。初回、不安定な立ち上がりのダニエル・カブレラ(Daniel Cabrera)に対して、4本の安打に向こうのエラーもあり2点を先制しました。しかし、その後はカブレラに立ち直られてしまい、2回から6回まではわずか2安打と追加点を奪えないままに、追いつかれてしまいました。
そして、同点のまま舞台は7回裏に。先頭のハリスが歩くと、投手に代わる代打として出てきたコーリー・カスト(Kory Casto)が、カウント1-1からの外角のストレートを逆らわずにレフト戦に流し打つと、相手のミスもあり、ハリスが一気に生還し、勝ち越しに成功しました。さらにデュークスのタイムリーも出て、ダメを押しました。後は、8回はアヤラ、9回はラウチというリレーが、(ランナーは出しながらも)成功し、連勝を飾りました。
今日のMVPは誰にしようか、少し迷いましたが、やはり決勝打を放ったカストにします。ここのところ(ナショナルズの多くの例にもれず)打撃低迷で、打率も2割を切るところまで落ち、マイナー落ちもうわさされていただけに、チームにとっても、自身にとっても、起死回生の一打となりました。
MVP: Kory Casto
[TRADE RUMOR]
ところで、今日の対戦相手であるオリオールズがフェリペ・ロペスに関心を持っているとの報道がありました。今シーズン終了後にFAとなるロペスですから、不振でスタメン落ちしている現状では、FAとなった場合、ただ失うだけ、という結果にもなりかねません。フロントはどう判断するでしょうね。
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