2010年4月5日月曜日

開幕ロースターを見ての雑感(シーズンプレビューの代わり:その1)

 ナショナルズの2010年シーズンの開幕ロースターは以下の通り。カッコ内は、開幕戦での守備位置。
PITCHER
[先発]
John Lannan (開幕投手)
Jason Marquis
Craig Stammen
Garrett Mock
(Livan Hernandez)
[ブルペン]
Matt Capps (クローザー)
Sean Burnett
Brian Bruney
Jason Bergmann
Tyler Clippard
Tyler Walker
Jesse English
Miguel Batista

CATCHER
Ivan Rodriguez (捕手)
Wil Nieves

INFIELDER
Adam Dunn(一塁)
Adam Kennedy(二塁)

Ryan Zimmerman (三塁)
Ian Desmond (遊撃)

Alberto Gonzalez
Mike Morse
Cristian Guzman

OUTFIELDER
Willie Harris (右翼)
Josh Willingham (左翼)
Nyjer Morgan (中堅)
Willy Taveras

・先発投手は、開幕戦時はMockまでの4人。期待したいのは、何といってもエースLannanの2ケタ勝利。2年連続9勝止まりでしたが、今年こそ。Lannanの右版といった感じのStammenも安定した結果を残してくれるものと期待しています。

・11日の日曜日に5人目が必要となり、Livanが25人ロースター入りする予定。ブルペンから誰か1人外れることになります。

・ブルペンは通常6人か7人かが多いのですが、先発の事情もあり、11日までは8人体制。メジャー契約ながら序盤不振で心配させたWalkerも、昨季まではAAでしか投げたことのないJesse Englishも結局残りました。Englishのロースター入りは、このロースターで1番のサプライズだったと言えるでしょう。11日に外れるのはEnglishが有力と言われていますが、とりあえず開幕からの5試合での結果で判断してやってください。個人的には、Batistaの姿が一番見たくありません。

・クローザーは「とりあえず」といった感じが否定できませんがCappsで開幕。ただ、スプリングトレーニングのような調子が続くようなら、BruneyあるいはClippardとの交代もあり得るのではないでしょうか。

・捕手は、全くノーサプライズ。この2人がけがなく、そこそこの成績でFloresの復帰まで頑張ってくれることを期待します。しかし、Floresの復帰はいつになるのだろうか・・・。

・Dunnの一塁守備がどれだけ成長しているか(あるいは、これからするか)は、試合終盤にDunnを下げる(すなわちDunnの打席が多少減少する)ことになるので、攻撃面からも結構大きなポイント。

・この春、一番の話題(もとよりStrasburgは別次元)は、Ian Desmondの好調、そしてショートの守備位置の奪取でした。すぐ守備のミスを指摘されますが、気にせず思い切ってプレーしてください。これから何年にもわたるチームの軸となってくれることを期待しています。開幕は8番打者として迎えるようで、個人的にはやや納得がいきませんが(2番で使って欲しかった)、結果を残せば、次第に上がってくるでしょう。

・Elijah Dukesの解雇で一気に流動化したライト。最後の最後にBernadinaをオプションして、結局、Harris(左)とTaveras(右)のプラトーンとなりました。時々MorseやGuzman(?)も使う予定とのことです。誰にせよ、ほとんどライトを守ったことのない面々です。最も器用そうなHarrisでも先日ライン際のフライをオーバーランしたりしていました。頼むからGuzman使うのだけは止めてください。若い投手陣の足を引っ張らないように・・・。

・個人的に、今回ロースターに入らなくて一番残念だったのがBernadina。打撃でも守備でも足でもTaverasに決して引けを取らず、かつ将来性が見込めるので、この際ライトとして定着させるという手もあったと思うのですが。控え野手が右打ちばっかり(Guzmanは両打ち)。そういう意味でもBernadinaを入れたほうが良かったのではないかと思います。

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