手術は必要なし。10日ほどしたところで投球を再開できる見込みとのことです。予想通り(笑)。
→4/23 オリジナル
開幕から3試合、不振が続いていたJason MarquizがDL入りすることになりました。本人は、前回登板後も故障ではないと主張してきましたが、今朝になって右ヒジの痛みを訴え、MRI検査の結果、異常が発見されたとのことです。手術が必要かどうかはさらなる検査をしてから判断されます。
特に球速が落ちていたわけでもないので、故障がどれほどのものかはよく分かりません。しかし、不調であったことは間違いありません。こう言ってはなんですが、投げている姿を見ていると、緩んでいたのではないかと疑いたくなります(もちろん、もともとパワーピッチャーではありませんが)。キャリアハイの成績を残し、オフに大型契約を結んだ選手にありがちなことですが、このままでは給料泥棒と呼ばれることになります。ブルペン、マイナーで投げ込んで自分の投球を取り戻して帰ってきてください。
代わって金曜日のドジャーズ戦に先発することになるのが、Luis Atilano。メジャー初昇格・デビューとなります。
今季はメジャーのスプリングトレーニングに参加し、4月1日にAAAにオプションされるまで帯同していました。以下、4月1日の私の記事からの引用。
4/1と、書いていましたが、AAAでは先発投手として登板。2試合、計11イニングを投げ、1.64/1.09、9奪三振と好投し、今回のチャンスを得ることになりました。
Luis AtilanoをAAAにオプション。当初思っていたより長くメジャーに残っていました。フロントにはそれなりに好印象を与えたようですから、今季中の昇格もあるかもしれません。問題は役割。この春はブルペンで投げていましたが、マイナーではずっと先発でやってきました。Syracuseの先発投手は、Martis-Martin-Balester-Chicoに加えてMockかOlsenのどちらかが入れば既に5人になってしまいます。昇格を念頭にブルペン投手としての経験を積ませることになるのでしょうか。
プエルトリコ出身の24歳。球は決して速いわけではなく、三振も多くありません。他方、四球はマイナー通算で9イニング当たり2個を下回っており、典型的な打たせて取るタイプの投手です。元々は2003年のドラフト1順目(全体35位)でブレーブスに入団したトッププロスペクトでしたが、2006年にA+まで昇格したところでTJ手術。その直後の2006年8月にDaryle Wardとの交換でナショナルズにトレードされ、1からの出直しとなりました。2007年のシーズん終盤にようやく実戦で投げられるようになると、2008年、2009年シーズンでマイナーの階段を着実にのぼり、遂にメジャーに到達。プロ入り8年目、長い道のりでした。頑張って下さい。
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