2009年6月13日土曜日

6/12 L3-4@TB (ミスしたら負ける)

Nationals 3-4 at TB Season 16-43 (St.L1)
Pitching: Stammen, Hanrahan(BS4), Villone(L3-2), Beimel
Hitting: Dunn(2/2 2BB R RBI), Dukes(1/4 2RBI)

 前日は相手のミスに助けられて勝ちを拾いましたが、ミスで試合を落とすことのほうが圧倒的に多い今年のナショナルズ。今日はまさにそんな試合になりました。(それにしても連勝できないな)

 出だしは良かった。初回、1番Guzman、2番Johnsonが連打で無死1,2塁。Zimmerman三振の後、Dunnがセンター前にはじき返して、まず1点。さらにDukesが左中間を深々と破るダブルで2点を追加。ここしばらく見たことのない素晴らしい1回表の攻撃でした。

 マウンドに上がる前に3点を先制してもらったStammen。前回登板では初回に5点を失いましたが、今日は初回を3者凡退に斬ってとる上々の立ち上がり。低めにボールを集め、変化球のキレも良かった。5回1/3を投げて、4安打、3四球、5奪三振で自責点は2と勝ち星に値する内容でした。2失点は、キャッチャーのBardに足を引っ張られてたもの。まず2回は、2四球で作ったピンチ(またも審判の辛い判定に泣かされたもの)でライト前にヒットを打たれましたが、Dukesからの本塁への送球は完璧。Bardのタッチミスがなければ無失点で切り抜けられるところでした。3回にはヒットと四球の1,2塁からダブルスチールを仕掛けられ、Bardがサードへ悪送球(レフト線へ転々)でミスミス2点目を献上してしまいました。しかしStammenは大崩れしませんでした。なおも1死3塁のピンチでLongoria、Penaの3,4番を連続三振に仕留めてリードを守ると、4、5回は無失点と素晴らしい仕事をしてくれました。1点リードして迎えた6回、1死から連打を浴びて1,2塁としたところで降板。なんとかリードを守ってやってほしかったのですが、代わったHanrahanが打たれて、というかファーストのJohnsonが取れそうだったゴロを後ろにそらしてしまったために、同点となり、初勝利はまたもお預けとなりました。

 それにしても、打線が・・・。そもそもStammenが粘りの投球を続けているうちに、1点でも2点でも追加していれば余裕の勝利となったでしょうに、2回以降はランナーを出すものの点が取れず、という最近よくある展開。8回表に先頭のDunnがダブルで出たにもかかわらず、その後の1死3塁のチャンスも含めて活かせなかった(最後は2死1,3塁でBard が凡退)ことで流れを完全に失いました。初回の3点きりなんて。

 とどめを刺されたのは8回裏。2死走者なし。レイズの代打Gabe Kaplerはファーストへのなんでもないファールフライを打ちあげましたが、Johnsonがこれを落球。がっかりの気分のまま(たぶん)Villoneが投じた次の球を、上手くバットに乗せて運ばれ、なんとぎりぎりでレフトのフェンスを越えてしまいました。テレビのコメンタリーのコメント”Are you kidding me?”が、まさに気持ちを表してくれています。

 まあ、それでも今日、他球場で起きたこれ(映像)よりはましだったと思って、自分を慰めることにします。

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