2009年6月3日水曜日

Randy St.Claire投手コーチを解任

 Randy St. Claire投手コーチを解任しました。Manny Acta監督解任の噂もある中ですが、ひとまず投手コーチの解任で対応しました。
 
 30球団最悪のチーム成績となっている原因が、投手陣の崩壊にあるということは否定のしようがない事実。いろいろな数字がありますが、チーム防御率5.69が30球団最低というだけで十分でしょう。開幕直後は先発投手が、その後は長くブルペンが、最近ブルペンが落ち着いてきたと思ったらまた先発が・・・という感じ、常に投手陣が試合を壊してきました。その責任をとっての解任ということでしょう。

 投手コーチとしての評価は高かったのですが、個人的にも、最近は疑問を感じていました。ピンチになってSt.Claire投手コーチがマウンドに行って、その直後に置きに行ったボールを痛打されるというシーンも一度や二度ではありませんでした。四球の直後(あるいは四球後の次打者に2ボールなどカウントを悪くした場面)で出てきているので、「ストライクを投げろ!」とだけ言っているのではコーチの仕事としてどうかと思います(もちろん、そもそもストライクが投げられない投手が悪いわけですが)。置きに行ったボールを打たれるのは、当たり前といえば当たり前でした。他にも、Ryan HowardやRaul Ibanezなどに工夫の見られない単調な投球を続けて、投手を問わず打たれ続けていることにも疑問を感じていました。

 後任はSyracuse(AAA)で投手コーチを務めていたSteve McCattyが昇格。選手たちからの評判はいいとのことです。

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