6月最終週の週間MVPにSyracuse(AAA)の「先発投手」Garrett MockとHarrisburg(AA)のブルペン左腕 Jack Spradlinの 2投手が選ばれました。
Mockは今更紹介するまでもありませんが、メジャー経験もある投手です。昨季までは主に先発でしたが、昨季終盤にメジャーのブルペンで好投したことから、今季は開幕からブルペン行きを言い渡され、一時はSyracuseでクローザーとしての経験も積んでいました。しかし、4月20日から約1か月のメジャーでの登板で結果を残せず(6.92/1.85)、降格時には再び先発投手としてAAAのローテーションに入ることになりました。9月の昇格に向けて、Collin BalesterやMarco Estrada、さらにはShairon Martisと争う立場にあります。そんな中ですが、この1週間は2勝0敗15回を投げて1失点と上出来でした。特に、22日の試合では3安打無四球10奪三振の完封という見事な投球を見せてくれました。先発転向後は6試合33.1回を投げて、防御率2.16、36奪三振に対してわずか7四球と文句の付けようのない成績です。いろいろあって奮起しているのでしょうか。頑張れ!
AAのSpradlinはまったくノーマークの選手でした。この1週間は3試合8回を投げて、無失点。2安打無四球10奪三振と素晴らしい内容でした。2005年ドラフト8順目で大卒入団の24歳。これまでの成績を見るとゆっくりではあるものの着実に成長を遂げているように見えます。昨季はA+で好投したものの終盤に昇格したAAでは打ち込まれましたが、今季はそのAAで開幕から好投を続けています(25試合2.25/1.07)。奪三振率もそこそこ高く、左腕ということもあり、もしかすると2年くらい後にはブルペンの一角を担える人材かもしれません。
2009年6月30日火曜日
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