2009年3月10日火曜日

09 WBC 3/9 (毎日が番狂わせ)

 今日も番狂わせがありました(全体のトーナメント表はこちら)。ここのところ毎日のように大方の予想外の結果の試合があります。野球というスポーツの性格を感じますね。プレーオフが5回戦制や7回戦制で争われる理由このあたりにあるわけです。

 で、今日の番狂わせで、カナダがイタリアにまさかの完敗で敗退。Jason Bay(BOS)とかJustin Morneau(MIN)とかメジャーの主力が結構いたのに・・・。Pete Orrは今日も9番セカンドで先発したものの散々で、第4打席では代打を送られてしまいました。結局大会通算で、6打数ノーヒット3三振に終わりました(泣)。イタリアは2次リーグ進出を賭けてベネズエラと戦います。

Pool C Canada 2-6 Italy
Pete Orr (CAN) 0/3 2K  

 Pool Dでは、1戦目でドミニカに勝ったオランダ代表がプエルトリコを相手に惜敗。7回まで1-0でリードしていましたが、8回裏に3四球で満塁としたところから3点を失って逆転負け。7回裏も1死満塁のピンチを迎えながら何とかしのぎ、もしやと思わせましたが力尽きました。2次リーグ進出を賭けて、ドミニカと再戦することになります(明日勝っても、やはり番狂わせとは呼ばれるんでしょうね)。プエルトリコは2次リーグ進出決定。Saul Riveraの登板はありませんでした。

 Pool Aでは、ともに2次リーグ進出を決めている日韓が再戦し、1-0で韓国が雪辱。素晴らしいとしか形容しようのない投球を見せた岩隈が失点しての敗北なので、個人的にはあきらめがつきます。投球内容では明らかに3人の先発投手で一番良かったでしょう。同じ韓国戦に投げながら、松坂に白星が付き、岩隈に黒星が付くとは皮肉なものです。ところで、四球が選べない、チャンスに打てない打線に、北京五輪での日本打線のフラッシュバックを見たのは私だけでしょうか(ああ恐ろしい)。それにしても、やはり両国の対戦は面白い。サンディエゴでの(おそらく大一番での)対戦がますます楽しみになってきました。 

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