ブルペン崩壊中のナショナルズが緊急トレードに踏み切りました。マーリンズからDFAされていたブルペン右腕Logan Kensing(26歳)を獲得するため、マイナーのKyle Gunderson投手を送りました。
Kensingは、03年のドラフト2順目でマーリンズに入団。2年目の04年秋には先発としてメジャー昇格を果たしましたが、その後ブルペンに転向。ストレートの球威で押していくタイプで奪三振数は多く、ほぼ1イニングに1三振を奪っています。昨季は最低限の成績を残して、今季はメジャーで開幕を迎えましたが、ここまで6試合7回1/3を投げて防御率9.82と結果を残せず、先日DFAされていました。ナショナルズとしては、他球団に取られる前にトレードで確保したことになります。役割ははっきりしていませんが(というかブルペン全員の役割がはっきりしていない)、とりあえず中継ぎで投げさせて様子を見ることになるでしょう。
Logan Kensing (6 seasons for FLA)
108G 133IP 7W8L1SV 5.21ERA 1.59WHIP 76BB 131K
トレードで放出したのはKyle Gunderson投手。07年のドラフト48順目入団のブルペン投手で、今季はA+で投げていました。下位入団の割にはしっかり成績を残していましたが、まさか大化けすることはないでしょう。マーリンズとしてはただで出すよりは、という程度でしょうか。
また、Kensingのための枠を作るために、40人枠ではRoger Bernadinaを60日DLに移し、25人枠ではJason BergmannをSyracuse(AAA)にオプションしました。Bergmannはもったいないと個人的には思いますが、首脳陣の信頼を回復できていないということなんでしょうね。
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