2009年4月14日火曜日

Lastings Milledge→Optioned to AAA

 連敗中のナショナルズですが、思い切った異動を行いました。開幕を1番センターで迎えたLastings MilledgeをAAAに降格(オプションがまだ残っていた)。
 
 スプリングトレーニングはまずまずで1番センターという地位を与えられて開幕しましたが、まずそのマイアミでの開幕戦の前日に開かれたチームミーティングに無断欠席したことでベンチ・フロントとの間で関係を損なっていた(罰金を課された)上に、開幕してからの攻守にわたる不振はご承知のとおり。打撃成績は以下の通りでリードオフとしては全く失格と言わざるをえません。守備はさらに問題視されており、今回の降格でもまずしっかり守備(センターに限らず)をしっかり鍛えてくることが課題とされているはずです。

Lastings Milledge (as of 090413)
7G 24AB 4H 1R oHR 1RBI 1BB 10K .167/.231/.167 1SB

 これで、センターのレギュラーはElijah Dukesということになります(やったー)。Josh Willinghamがトレードバイトとして挙がる理由となっていた外野の混雑は(まさかこういう形で、とはちょっと驚きましたが)解消されることになりました。
 
 個人的な長期構想には入っていない選手なので、メジャーで見られなくなっても悲しくはありません。1番センターでそこそこ活躍して、トレードバイトとしての価値が上がるかなと思っていたので、そういう意味では、この降格は残念。そういう潜在的なトレードによるプロスペクトの獲得の可能性という点を除けば、今回の降格、チーム力を最大限発揮するための動きとして妥当だと思います。

 誰が代わって昇格することになるかはまだ発表されていません。短期的には疲弊しているブルペンにJason Bergmannを追加すればいいのではないかとも思いますが、Jordan Zimmermannの19日の昇格時にまた難しい決断を迫られることになります。捕手3人体制を維持し続けるなら今回Bergmannでもいいですが、当初考えられていたように4月19日には捕手のうち1人を外すという前提なら、今回、マイナーから打者を昇格させることになるでしょう。誰を上げるかは、Cristian Guzmanの故障の程度しだいでしょうか(見通しが悪ければ内野手、良ければ外野手)。

0 件のコメント: