3/10の対アストロズ、3/11の対ヤンキースの2戦はいずれも雨のため中止となりました。代わりに、というわけではないと思いますが、NATS INSIDERのMark Zuckermannが、ロッテ(2003年)、楽天(2006~09年)に在籍したリック(Rick Short)にインタビューしていました。元記事はこちら。ナショナルズの初年、2005年に32歳でメジャーデビューしていたんですね。
日本野球に関連したやりとりの部分だけ、参考まで訳しておきます。
Mark Zuckermann: 2005年シーズンの後、日本行きのオファーを受けましたね。決断するのは難しかったですか?それとも納得していましたか?
リック:両方だね。経済的にはいい話だった。日本に行けば年俸が保証されていたからね。だけど、野球選手としてのキャリアという意味では大きな転換点になると分かっていた。それまでずっとメジャーに上がることを目標として頑張ってきたのに、ようやくメジャーに到達したと思ったら、この変化球が来たってわけさ。難しい判断だったよ。だけど、年齢的なことやメジャーでの経験のことを考えたら、経済的な意味ではいい話だった。自分のキャリアはあれで変わることになった。だけど、行ってみて向こうで成功することができたから、結論的には、行って良かったと思ってるよ。
Mark Zuckermann: 日本でプレーするというのはどういうものですか?アメリカでプレーするのとは、本当にそんなに違うものなのですか?
リック: そうだね、ぜんぜん違ったよ。まず言えることは、日本の選手はとてもしっかりしたプレーをするということ。全てのプレーをきちんとするよ。投手の球速や打者のホームランに現れるアメリカの選手のようなパワーはないけど、基本がしっかりしているんだ。スピードがあるという点が日本野球の特長だね。昔のベースボールだと言えば、一番イメージが伝わるんじゃないかと思う。1点を大事にする。試合序盤からバントだってする。1970年代か80年代前半のベースボールのイメージだと思う、たぶん。ぜんぜん違った。いい経験だったよ。
なお、昨季限りで現役を引退し、今季はDバックスの球団職員(他チームのスカウティングが担当)として第2の人生を歩んでおり、昨日はナショナルズとアストロズの視察に来ていたとのことです。
2010年3月12日金曜日
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