2010年3月27日土曜日

ST 3/27 @NYM, @ATL (ポジティブなニュースが多い2試合)

 スプリングトレーニング最後のダブルヘッダー。メッツ戦(Stammenが先発したほうの試合)がMLB.tvで中継されていたので日本時間2時から観戦。Guzmanの状態に注目して見てみました。ブレーブス戦にはDesmondがショートとして先発。結果的には、明暗が分かれ、開幕ショート争いにも影響を与えそうな1日となりまいた。両先発投手はともに5回以上を投げて2失点と安定した結果を残し、開幕に向けて順調に仕上げていっています。ブレーブスとの試合は、チームでわずか4安打しか打てず0-4ALTで完封負け。延長戦に突入したメッツとの試合は延長10回表にAlberto Gonzalezが決勝2ランを打ち、7-5NYMで勝ちました。

◎よくできました◎
Cristian Guzman 昨日に続きショートで先発出場。打っては、二塁打1本を含む3安打。ショートの守備でも、広い守備範囲で唸らせることもなければ強肩を披露することもありませんでしたが、適切な守備ができることは証明しました。開幕ショートは自分のものだと、主張しているようでした。
Alberto Gonzalez メッツ戦にサードでフル出場。延長10回に1死2塁からレフトスタンドに勝ち越し2ランをたたきこみました。調子いいなあ。
Tyler Walker メジャー契約なのに、開幕ブルペン入りに向けて崖っぷちにいるWalker。6回裏2死2,3塁のピンチでMaquisをリリーフして三振で切り抜けると、次の回もシャットアウト。アウト4つの内、3つが三振。スプリングトレーニングの序盤に悩まされていた背中の痛みがなくなったのが好調の理由のようです。最初の2試合で滅多打ちにあったので、防御率は未だに14点台ですが、その後の6試合では計2自責点しか許していません。順調に調整しているということなんでしょうか。
Jason Maquis (先発)5回2/3で8安打されながらも2失点。スプリングトレーニングの防御率は未だに10.34もありますが、調整は進んでいるようで、安心しました。
Craig Stammen (先発)5回を5安打2四球で2失点。78球投げてストライクが48球だったことからも分かるようにボールがやや多かったように思いますが、開幕ローテーション入りに向けて、結果を残してきました。2失点はいずれもDavid Wrightのタイムリー。Wrightは3打数3安打。いずれも強烈な当たりで、相性が悪そうな感じを受けました。その他の打者への投球は有効で、ゴロアウト10に対して、フライアウトはわずかに1つと持ち味を出していました。
Miguel Batista 2イニングを6人できっちり片づけました。試合終盤で控え選手が打者とはいえ、この結果は素晴らしい。開幕メジャーが現実的となってきたことで、気を良くしているのかもしれません。
Mike Morse 実に久しぶりに2安打。開幕ベンチ入りを期待しているので、ちょっとずつでも調子を戻していってくださいね。
Jesse English 勝ち越した後の延長10回裏をきっちり三者凡退に抑えてオープン戦3セーブ目を記録。まだまだ若手扱いで、既に開幕ブルペンの芽はなくなりつつありますが、首脳陣に好印象を与えていることは疑いなく、シーズン中の昇格の可能性は高まっていることでしょう。

▲がんばりましょう▼
Sean Burnett 2点リードの7回に登場して、2本のヒットでピンチを作り、逆転3ランを献上。あらら。
Ian Desmond ショートで先発したのに、4打数ノーヒットで2三振。ここにきてバットが湿り、打率は.278に低下し、.294のGuzmanにも抜かれてしまいました。うーむ、開幕ショートは難しくなったかな。
Brian Bruney シーズン中の起用を意識してか2日続けての登板(ナショナルズの投手陣ではおそらく初めて)。残念ながら3安打で2点を失いました。7試合ぶりの失点、なので評価は変わらないでしょうが。
Willie Taveras 個人的にはむしろ嬉しいのですが、5打数凡退で、打率も.265まで下がってきました。ようやく化けの皮が剥がれてきたかな。他の外野手も頑張って、なんとか開幕ベンチ入りを阻止しましょう!

☆プロスペクト☆
Michael Burgess 2死1,3塁の場面で代打で登場も、引っかけてファーストゴロ。残念。そういえばこうして動くところをライブで見たのは初めてのような気がするな。David Ortizを一回り小さくしたような印象。まだまだかわいい顔してます。


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